梅田ブルク7の初日初回で鑑賞。
オープニングが凄い。泣いた。主題歌もそうだが、タイトルバックのアクションで泣いた。もちろんオープニングの後も良かった。特に前半に当たる第1部が凄かった。
凄さの要因は2つ。テレビ版BGMの菊池俊輔サウンドをそのまま使っているところ(古い音源が使えず、楽譜もなかったので、耳コピして新録したらしい)。そして、主演の古原靖久によるゴーオンレッドとは違う方向での気合の込もった演技だ。いずれも過去の記憶にあるザボーガーを再現する役割を完璧に果たしている。この辺りの制作者のこだわりは賞賛に値する。
照れてギャグに走るところや、井口昇監督らしいふざけまくったところなど、全面肯定できないところも多くあるが、それも時代遅れのネタを現在に復活させる上での一つの方法であろう。個人的にも考えうるベストだと思う。ベターではなくベストだ。
オリジナル展開となる第2部も、最後には、ああ面白かった、いい映画を観られて良かったと思えた。戦闘シーンの描写は、この手の邦画にしては十分に上等だ。
この映画は決して誰にでも楽しめるような物ではない。しかし、自分を含めて70年代の特撮テレビ番組をいつまでも引きずっている者にとっては至高の逸品だ。正直、こういうアプローチこそが、昨今流行りのリメイク物には必要なのだと思う。それを分かっていて、様々な制約の中でもちゃんと実現してくれた井口監督には、ありがとうをどれだけ言っても言い尽くせない。
以下は、5月のトレフェスで撮った写真から。



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