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2010年12月25日19:37

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実写版ヤマト 2回目の鑑賞

やっぱり面白いと思う。特に冒頭からタイトルの出るまでのワクワク感がたまらない。



今回の確認ポイントは、爆散した第三艦橋がいつのまにか復活していたりしないかどうかと、実写版月野うさぎがどこに出ていたかの2点。

前者は、当たり前のことだがそんなことはなかった。ついでに言えば、撃ち落された山本が敬礼する腕がキャノピーを突き出ていたりもしなかった。コアなファンの一部はそこまで再現することを求めていたりもするのだが、それは無理というものだろう。

後者は、女性化した相原の後ろに座っていたのがそうらしい。というか、髪型がうさぎちゃんじゃないから全然わかんね。地球との通信で通信室から泣きながら出てきたりと出番は多い。


公開当初は興収50億円は確実と報じられた(公開前は80億を狙うとまで言っていた)が、3週間で25億というのはどうにも冴えない。40億には届かないのではないか。邦画で優れたSFが受け入れられないことは「ガメラ2」で痛感したので今更驚くことはないが、なんとも寂しい限りだ。


さて、世間一般的には過剰な宣伝ほどには盛り上がっていないという風に見えるが、巨大掲示板の映画板では1日1スレ以上のペースで活況である。話題はループするばかりなので最初の頃しかチェックしていなかったが、大体こんな傾向があると思う。

1.おおむね好評
2.やや否定的
3.駄作断定

1と2の間にはそれほど差は無いように見える。良い点と悪い点を勘案して、まぁ頑張っているとするか、これでは物足りないとするかは評価者の気持ち一つであって、実際に良いとするところも悪いとするところも、どちらの意見を取るにしても語られるポイントは同じなのだ。

いずれにしても1の好評ですら、過去のアニメを原作とする実写映画の例から、もっと酷いものになることを予想していたため、ここまで頑張ってくれれば満足できるという意見であって、決して絶賛しているわけではないのだ。

2についてはヤマトファンであるがゆえに物足りないとする層と、普通の映画ファン層とに分かれると思われる。前者はもっとこうすればよかったのにと熱心に語り、それはそれで非常に楽しそうだ。後者はアニメ原作との比較によらない視点で見て、一本の映画として出来が悪いと判断する。これに対してヤマトファンの抗弁は無力だ。穴だらけのシナリオは宇宙戦艦ヤマトが原作である限り避けられない部分が多く、映画として不恰好なのはあらかじめ承服済みで見るべきなのである。もちろん、それを普通の映画ファンに強制することはできない。

3はよほどのヤマト原理主義者か、ただの荒しの書き込みである。ヤマトが好きだからこそ一片の改変も許したくないとする人がいまだに存在するということは結構驚きである。大抵のヤマトファンは、遅くとも「永遠に」で、早ければ「2」の段階で諦めの気持ちを抱いているからだ。よって、熱心にこき下ろしたり、同じ書き込みを数分おきに投稿するような人は、おそらくヤマトファンもどきであって、もしかしたらアニメを見ずに聞き齧りの知識で非難している可能性も低くはないと、自分はみている。


まぁ、そんな感じで意見も出尽くした感のある実写版ヤマトであるが、21世紀に入って10年も経とうという頃に、ここまで大勢の人が活発にヤマトを語っているという事実に胸が熱くなる。突っ込みどころだらけの一昔以上前のアニメが元なのだから、あれこれ語るにはもってこいだ。そしてやっぱり映画は映画館の大画面で観るべきだと思うので、まだ迷っている人がいるなら、素直に観に行くように勧める。

個人的には、初見時の感想で「面白かった・・・けど、あーだこーだ」と書いて、特に音楽はもっと宮川サウンドを前面に出して欲しかったと思ったのだが、2回目を観た時点の感想としては新しい音楽もなかなかに良い。むしろここぞというところで主題歌と例のスキャットのアレンジが流れるのが、いいアクセントになっているように思われる。

実際、アニメの劇場版ヤマトを見直してみると、ものすごい駆け足のダイジェストになっているので、ヤマトを知らない世代も含めてターゲットにするには、これだけの改変は有りだと思うし、うまく改変しているとも思うのだ。こういう部分も、じっくり語り合いたいもんだけど、周囲の人はあんまり観ていないんだよなぁ。

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