原作三部作は、読んではいるが記憶の彼方。中学生には刺激が強かったということしか覚えていない。
映画の方は、SF風味のサスペンス物としては楽しめたが、超能力の描写の安っぽさは何とかならなかったのかなぁ。低予算映画なりに一点豪華主義で見せるとか、いっそのこと見せないとか。スキャナーズから29年経つのに(まぁ頭部破壊よりも問題は飛行シーンなんだけど)。
伊藤和典の脚本は10年前には上がっていたというほどの、監督小中和哉にとっては思い入れのある企画だったようだ。この映画を観ようと思ったのも、映画秘宝のインタビューを読んだためだ。これを完成させなければ次の一歩が踏み出せないとまで言い切った監督の次回作を楽しみにしていよう。
本編上映前に5分くらいの短編でプロローグ編が付いていたが、その監督が中川翔子になっていた。といってもネタにするほど特にダメということもなく、さりとて変に奇を衒っているわけでもない。超能力のエフェクトは監修の小中和哉が本編と合わせているんだろうし、実際にはどのくらい演出に関わったのか読み取れないや。
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