人気ホラー映画シリーズの第一作目をリメイク。リメイクという発想自体は安直だが、そこそこ金を掛けて丁寧に作り、原典を越えることはできなくてもそれなりに楽しめるという鉄板企画。「テキサス・チェーンソー」や「13日の金曜日」をリメイクしたのと同様に製作はマイケル・ベイ。
なので、それなりに楽しめるものの、所詮「それなり」止まり。シリーズが長期化してぐだぐだになったところをリセットするという意味はあるのだが、元々アイデアが斬新だったところをそのまま再現しても、アイデア勝負という意味では全然新鮮味が無いわけで、その辺はシンプルでマンネリも魅力の一つとしている「13日の金曜日」に比べても弱い。というか、「エルム街の悪夢」は一度うまくリセットしてるんだよなぁ。
殺人鬼フレディは、前シリーズでは生前連続児童殺人を犯した設定だったと記憶しているが、今作では連続児童レイプ犯と字幕では明言している。これも時代の流れか。あくまで第一作目のリメイクなので、シリーズ後期のように極端にふざけたりするキャラではないのも違和感あり。そういや吹替版のフレディは青野武だったなぁ。役者交代に合わせて声優も交代となるか。
あと、いきなり大きな音で観客を驚かせるお化け屋敷的演出が多過ぎる。それもやや不快なまでに。やっぱり「テキサス・チェーンソー」や「13日の金曜日」と違って、「およよ?意外に頑張ってるね」感が薄い。悪くはないが、良くもない。
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