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2010年03月28日10:40

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処刑山 デッド卍スノウ

「ザ・クレイジーズ」を観た後、食事を取ってから再び第七藝術劇場を向かった。話題のノルウェー産ホラー映画を観るためだ。

雪山の山小屋へ遊びに来た7人の若い男女。楽しく過ごす彼らに謎の影が迫る。そこはかつてナチスが支配し、反抗に立ち上がった地元住民と壮絶な戦いを繰り広げた場所。そして今なおゾンビ化したナチス兵が徘徊する恐怖の雪山だったのだ。

序盤はパターンどおりの展開。地元民の忠告を聞かず、遊び惚ける若者たち。こっそり仲間から離れてHなことをしてた者から真っ先に襲われるのもお約束。ただし、この映画はそんじょそこらのホラー映画とは、ちと違う。

大抵のホラー映画では、主人公以外の登場人物はバカな行動をして殺されるものだが、この映画で狙われる若者たちは医学生というだけあってバカではない。犠牲者が一人出た時点で警戒を強め、二人目が死んだ辺りから篭城を決め込む。ナチスゾンビは、いわゆるロメロ型ゾンビではなく、走ったり怪力を振るったりするが、銃を撃つといった細かいことは出来ないようで、少なくとも山小屋の攻略に苦戦する。だが、いつまでも山小屋が安全なわけではない。男どもが囮になっているうちに女たちを逃がし、車で助けを呼んで来させるという作戦を立てる。

ゾンビ大佐の命令の元、倒しても倒しても新手のゾンビが襲い掛かる。囮となった男たちは果敢に立ち向かう。銃、刃物、鈍器と医学知識を活かした戦いぶりは痛快だ。「死霊のはらわた」におけるブルース・キャンベル@アッシュが複数いるようなものと言えば分かる人には分かるだろう。白い雪と真っ赤な血のコントラストも美しい。後半はホラーというより、アクションやコメディの要素が大きい。ニヤニヤ笑いが止まらない。

傑作。今年観た映画の中で、暫定1位に決定。

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