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2010年02月14日17:46

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トイ・ストーリー 3D/トイ・ストーリー2 3D

パート3公開前の復習に前2作が3D化された上でのリバイバル上映。アメリカに遅れて日本でも2週間限定公開。やってくれただけでもありがたい。ちゃんと2本立てなので料金的にもお得。

「アバター」により3D映画の認知度は飛躍的に高まったが、同時に上映設備によって差があることも知られるようになった。最も多いと思われるのがXpand方式だが、これが最も不評の方式でもある。立体メガネが重く、視界も狭いのだ。2本立てで合計3時間もの間、3D用立体メガネを掛けて観るのは辛いだろうと覚悟していたのだが、予想に反して立体メガネが改善されていた。写真の赤いメガネが旧式で、灰色のメガネが新しい物だ。機械式の限界があるため他方式には及ばないものの、劇的に重さと視角が改善されている。これで今後TOHO系で3D対応映画を観るのも気が軽くなるだろう。

3D映画には、レンズが2つある専用カメラで撮影した物と、通常のカメラで撮影した後で2D-3D変換処理をした物の二通りがある。後者は前者に比べればどうしても不自然に見えることが多いが、最近は変換技術も進歩しており、昨年観た「ハリー・ポッターと謎のプリンセス」ではだいぶ自然な立体感になっていたと思う。

んでは「トイ・ストーリー」はどうかというと、完成した映画を2D-3D変換処理をするのではなく、レンダリング前の元データに戻って3D用に再出力したらしい。手間はかかるが、CGアニメだからこそ可能な方法だ。ピクサーの最新作である「カールじいさんの空飛ぶ家」と同様に、最初から3D映画として作られたかのような自然な立体感を楽しめる。

もっとも1作目は初期のCGアニメということで、それほど効果があるようには見えない。逆に2作目の方は、たった4年後の技術の差とはいえ構図の作り方が大幅に進化しており、特にクライマックスの空港のシーンでは空間の広がり感じさせる3Dの効果は絶大だ。

というわけで、もはや説明不用の名作だが、久々の鑑賞ということもあり新たな気分で楽しめた。実際、玩具を買い漁るようになって以降初めて観るので、玩具の幸せ、持ち主の幸せに関して、ちょっとこちらの見る視点が変わった気がする。首すげかえ遊びなど、双葉の模型裏文化に触れてからだと価値観が反転してしまっているので、めちゃくちゃ面白かった。
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