ブルース・ウィリス主演。監督のジョナサン・モストウは「ターミネーター3」が信者に評判が悪いが、自分は結構あれが好きだ。アクションシーンに関しては水準を遥かに上回る出来だったし。
というわけで、この映画もカーチェイスやロボットの描写がそこそこ面白く、一応満足できる。といってもあまり金をかけた大作映画ではないようでB級臭さは拭えず、TOHOシネマズの1000円サービスで観たからこそのお買い得感といったところか。
人類の多くが引きこもりになって、社会生活は人間そっくりのロボットを遠隔操縦することで営んでいる未来の物語。ようするにアバターなんだけど、このロボットがタイトルのとおりサロゲートと呼ばれている。
当然、物語は「みんな外へ出ようよ」「自分の足で歩こうよ」という方向にテーマを持っていくのだが、いわゆるディストピア物ではなく、どう考えてもここまで引きこもりを支援する社会制度が完備されているんだったら、それでいいじゃん、と思わせられるのだ。
この辺りの違和感は、あの傑作「ウォーリー」でさえ拭い去れなかったもので、「ウォーリー」の場合、引きこもり最高!と考える自分の志向の方がダメなんだねって思うけど、「サロゲート」の場合、どうも根本的に設定に問題があるだろうと思わざるをえない。例えば自分が大好きな邦画の「HINOKIO」においても同様なのだが、なんで遠隔操縦のロボットに感覚フィードバック機能なんて持たせるんだよ?ロボットが大破したら遠くで操縦してる人間も死んじゃうシステムってどうなんよ?映画的にはその方が面白いんだろうけど、いくらなんでもねぇ・・・。
参考:HINOKIO紹介ムービー
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