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2019年06月17日00:27

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書けないが続く、その3

 どうせ書けないと思うと、いろいろなことがどうでもよくなる。書けない上に右目の古傷が急に悪化して視界が悪くなるというアクシデント。特にモニターと本が見えない。正しくは見え難い。電子書籍はそうでもない。そんな状態では、とても何かを書く気分にはなれないものだ。その上、企画について考えるなど、とても出来そうにない。とても出来ないのだが、代筆という企画を考えていたら、もう一つ、別の企画を思いついた。
 あの人が今を語る、という企画。知っている人しか知らない事実だが、筆者は霊媒師なのだ。あらゆる魂をこの身体に宿すことが筆者には可能なのだ。
 しかし、その才能を普段は使っていない。能ある鷹は爪を隠す、ものなのだ。
 そんな才能を、このスランプの時期にこそ活かすのだ。ここまで書けなければ持っている才能は全て使う必要がある。霊媒師だけではない。筆者は樹木と会話し、石の中の文章を読み、四十光年以上離れた星の住人と通信も出来るので、そうした才能を、今こそ使うのだ。
 あの人が今を語る、というのは、今の日本について語ってもらうというものだ。あの人というのは、歴史上の有名人物だ。たとえば桃太郎、浦島太郎、かぐや姫、ぬり壁、一反木綿、河童、つちのこ、竜、ろくろ首、お菊、お岩に油舐め猫、座敷童子、三途の河原の渡し船頭、赤鬼、青鬼、黄色鬼。
 桃太郎にしてみれば今の日本の若者はたいそう歯がゆいかもしれないし、三途の河原の船頭は時代の変化に悩んでいるかもしれない。何しろ日本はスピード時代、手漕ぎの船はもどかしいと死者のクレームがあるだろうから。
 化け猫が今の日本の猫について語るのもいいし、宝剣を守る竜はKURE 5-56を欲しがっているかもしれないのだ。
 どうせ、こんな時期、何を書いてもつまらないのだ。いっそ、そんなどうでもいい話を筆者の霊媒師能力で書いて行くのもいいかもしれない。
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