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日記一覧

 そろそろ真剣に処分を考えなければならない膨大な量のカセットテープ。その取材記録の中には、取材とは直接関係のない、筆者の個人的趣味のような記録も多くある。風俗嬢たちの「涙の理由」とか「初体験」とか「変態の入り口」というものがそうだ。その趣味

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 三文ポルノには情緒がない。だからといって、ポルノ小説なのに、性と無関係な作家のどうでもいい知識のご教示小説もどうかと思う。 では、三文ポルノ小説の情緒とはどういうものなのか。そんな企画でやってみたいことがあった。これはホラー雑誌を編集して

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「マニアだよね」という企画はどうだろうか。筆者は以前から、この作品は性的偏執狂だろう、と、そう思うことがあった。それは何でもない小説とか、何でもない絵画とか、何でもない写真とか、あるいは、普通の喫茶店の椅子の配置とか、女性のファッションとか

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十一月課題小説
2015年11月21日13:59

 あの子と会ったのはSMクラブでした。あの子は悪魔を本気で信じていました。そして、恐れていました。 四年前になります。私は別れた男のためにした借金の返済のために、ソープランドの面接に行きました。店長という人の前で全裸にされ、そのままセックス

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 筆者は身体に悪いことが嫌いだ。身体に悪いと思うと食事も喉を通らなくなる。十分な睡眠がとれていないのではないかと心配で眠れないほどだ。 そこで、そんな健康マニアの筆者が健康について書くというのはどうだろうか。 たとえば「一日一杯のコーヒーで

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 これは実際にやってみたい、と、そう思ったことのある企画で、何度も考え、迷い、そして、止めてきた企画なのだが、いっそ、筆者が普通のことを書くというのはどうだろうか。木枯らしに人生の寂しさのようなものを感じたりとか。公園の猫が愛らしく雀を狩っ

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鹿月舎に大きなミス
2015年11月18日03:11

どうやら、私のミスで、鹿月舎の支払いが、滞っているようです。相変わらず、事務作業が苦手なようです。しかし、間違っていると、指摘されても、相手は英語、翻訳ソフトを探すという作業からはじめ、それも見つけられず、仕方ないので、これはフリーではなく

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 子供の頃から変態だった筆者は、子供の頃より思っていたことがある。それは、綺麗な雑誌、真面目な雑誌を作っているような人たちは、きっと、綺麗な生活をしたり、真面目な人生を過ごしているのだろうな、と、いうことだった。 そこで、こんな企画はどうだ

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 七十年代。小説はお洒落だった。バイクも車も、そして、銃器までもが、お洒落な肩書で語られたものだった。能書きがお洒落だったのだ。レストランやブティックはもちろん、深夜のボーリング場や都内のホテルのプールまでもが、お洒落に語られていた。パン屋

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 筆者は、しばしば一人でドライブをする。一人でドライブをする最大の楽しみは新しい妄想の発見なのだ。妄想ならガソリン代など使わずに、家でじっとしていても出来るだろうと思うのだが、そうでもない。車の中から見える奇妙な建物や工場や店や会社。夜なら

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 何の理由もないし、何か特別な根拠を持つものでもないのに、教育問題について書きたい、と、そう思うことがある。もちろん、筆者のようなものがそんなものを書いてはいけない。書いてはいけないことは分かっているが書きたくなることがあるのだ。 そこで、

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 鹿月舎の書籍を執筆するのに意外なほど時間がとられている。何かが忙しいことを理由に何かを疎かにすれば、全てに理由がつくので全てを疎かにすることになる、と、これは私の説である。 ゆえに、鹿月舎を理由に、ここに何かを書き記して行くことを怠けるわ

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 直接的なもの間接的なもの、いろいろな風俗の店が作られた。ノーパン喫茶だとか覗き部屋なんていうものもあった。露出クラブだとか、イメクラ、幼児プレイの店なんていうものもあった。さまざまな性癖に対して、さまざまなアプローチで風俗店が出来て行った

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 空虚というものは贅沢なものなのだ。なぜなら、空虚というものは、その前に、何か盛大なものがあってこそのものだからなのだ。たとえば、マクドナルドで食事をして、ああ、空虚だ、と、そんなことはない。それが、そこそこのレストランで食事をしても、それ

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十一月課題小説
2015年11月05日04:35

 仕事のことならともかく、私に恋愛の相談をするのは間違っている。何しろ、私は大学卒業以来、結婚を前提に七回も失恋しているのだ。恋愛に不向きな体質なのかもしれない。男に多くを望み失望してしまう。望んでいる間は、何もかもが素敵に見えるし可愛く思

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マカロン派第二弾発売
2015年11月04日02:14

マカロン派第二弾「女たちのS気分」が発売されました。

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十一月課題
2015年11月03日14:39

 ワン・フロワーに二世帯で八階建てのマンションは、タクシーを降りて見上げると、台座を失ったシャンパングラスのようで、どこか不安定に見えた。そのマンションの三階にアケミの部屋がある。こちら側からはフロアーのもう一方の部屋の窓は見えないので、三

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 たとえば、サロンには文学系のイベントの他に緊縛に関係したイベントはあるものの、実は、それ以外のイベントは、ほとんど行われたこともないのだ。たまに、女装とかラバーはあったが、本当にたまにだった。では、鹿月舎の書籍はどうだろうか。一冊目が野外

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十一月の課題
2015年11月01日13:09

 どうしてこんなことになったのだろう。寒い冬の夜中に見知らぬビルの裏のゴミ置き場の隅にしゃがみこんでいる。しかも全裸だ。鍛えられた筋肉は防寒の役目をしてはくれない。右手に持つのは女ものの小さなキャミソール一枚。鼻につけるとほんのりと石鹸の匂

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