2020年6月21日(木)
『ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷』(2020年)
監督:スコット・ベック / ブライアン・ウッズ
荒子川公園・TOHOシネマズ 名古屋ベイシティ
ハロウィンの夜、若者たちが、さびれたお化け屋敷にやってきた。
ところが、このお化け屋敷、何かおかしい。
そのうち、ひとりが無惨に殺される。
やがて姿をあらわした、お化け屋敷の奇っ怪な住人たち。
どうも、かれらは若者たちの「面の皮」が欲しいらしい・・・・
うーん、いまいち。
新手の『悪魔のいけにえ』みたいなもの。
ホラー映画だが、さほど怖くもなければ、エグい描写もほとんどなし。
ラストも消化不良で、よく分からない。
見る前は、けっこう期待してたが、これじゃホーンテッドじゃなくて、ボーンヘッドだ。
『ANNA/アナ』(2020年)
監督:リュック・ベッソン
荒子川公園・TOHOシネマズ 名古屋ベイシティ
ときはソ連崩壊直前の1990年。
KGBの女スパイ・アナが、人生の仕切り直しをかけて、一発逆転の大勝負に出る!!!
私みたいなボンクラにはたまらない映画だった。
金髪美女のヒロインが、スパイたちをぶちのめし、バンバンと撃ち殺す。
男だろうが女だろうが、その美貌とからだでたらし込む。
ひねりの効いたラストもグー!!
時制があちこちに飛ぶが、不思議なことに、まったくややこしくない。
見事な作劇で感心する。
見どころはヒロインのアナを演じたサッシャ・ルス。
見てるだけで、クラクラする。
金髪のサッシャ・ルスもいいが、じつは彼女の恋人を演じたレラ・アボヴァという女優さんが私好み。
直前に見た「お化け屋敷」のうっぷんを晴らしてくれたうえに、おつりがくる。
日曜日にぴったりの痛快作だ。
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