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2019年06月16日00:48

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映画日記 『町田くんの世界』

土曜日のせいか、前列2列をのぞき、高校生ぐらいの若い人たちでほぼ満員。
なんだかアウェイに来たみたいだ。
珍しくお嬢さんふたりにはさまれて見ることになった。
苦手なんだよね、こういう状況。

2019年6月15日(土)

『町田くんの世界』(2019年)
監督:石井裕也
名駅・ミッドランドスクエアシネマ2

町田君という、がむしゃらな主人公がドタバタを繰り広げる。
『川の底からこんにちは』(2010年)や『あぜ道のダンディ』(2011年)、『ハラがコレなんで』(2011年)といった、初期の石井裕也監督に戻ったような映画だった。

『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』(2017年)が、タイトル通りスッキリとした映画だったので、初期のような暑苦しい映画はもう撮らないのかとおもっていたら、三つ子の魂みたいなもので、観客に向かって「全力で、まじめに生きようよ」と、真顔で語りかける。
ヒロインの関水渚と池松荘亮が、電車の中から空を見上げて「あ、あっ」と叫んでいるのに、車中の乗客たちは誰も関心を示さず、下を向いてスマホをいじっているだけ、というシーンが印象的。

自爆覚悟のラストを含め、好感のもてる映画だった。


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