映画を見ない日の出来事２１８

映画を見ない日の出来事２１８

日曜日に夜行列車がバンバン登場する『張込み』（１９５８年）を見たら、鉄道旅行に行きたくていきたくて、我慢できなくなってしまった。
まあ、子どもじゃないので少々の我慢はできるが、あくまでも少々だ。
冬の青春１８きっぷが使える１２月１０日が待ち遠しい。

行き先は鹿児島に決めた。
『張込み』の冒頭で、大木実と宮口精二扮する刑事ふたりが横浜駅から乗り込むのが鹿児島行きの夜行列車だった。
白抜きになった「鹿児島」という文字を見た途端に、「これだ！」と、ひらめいてしまった。

しかし、名古屋から鹿児島まで鈍行列車で行くと、いずれかで１泊したうえに３０時間ほどかかる。
それなのに、冬休みが年末に４連休しかとれそうにない。
ということは、鹿児島に着いたとたんに帰ってくるという「阿房列車」になってしまう。
帰省ラッシュとぶつかって、悪くすると車中で長時間立ちっぱなしになるおそれもある。
これはたいへんなことになりそうだ。
不本意ながら、どこかで新幹線を使うことになりそうだ。

いつものように時刻表とにらめっこをする夜が続きそうだ。