世界経済をびっくりさせた、
日銀のマイナス金利の効果は、もう賞味期限切れ。
ニューヨーク株も日本の株価も、一時大きく値を上げたけれど、
それも3日ほどで、その後は上がり下がりしながら、
結局は毎日値下がり続けている。
まるで一時的に猛烈に効く、劇薬のようだった。
銀行は、損することが大嫌いな体質だから、
マイナス金利のしわ寄せは、とうぜん一般の預金者にくる。
さっそく、銀行はたださえ低い
定期預金の金利引き下げはじめている。
劇薬は、何度も使っている内に、効果が薄れてくる。
そればかりか麻薬のように習慣性がつくと
それこそ、清原ではないが、取り返しがつかなくなる。
日本のデフレ病は、劇薬という小手先の投薬で、
快方に向かうほど、軽い症状ではないということだ。
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