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2023年11月09日23:14

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映画日記『御金蔵破り』

2023年11月9日(月)

『御金蔵破り』(1964)
監督:石井輝男
アマゾンプライム

牢内で知りあった老盗賊と旗本くずれの若いやくざのふたり組が、江戸城内にある幕府の御金蔵を盗みだそうとするのだが・・・・

小さい頃からタイトルだけは知っていて、ずっと見たかった1本。
美男俳優の大川橋蔵がウ●コまみれになる!
というので、当時話題になっていた。
なにせ、クレヨンしんちゃん並みの小学生だったので、ウン●と聞いただけでビビッと脳内にインプットされてしまった。
『網走番外地』シリーズの石井輝男監督が初めて手がけた時代劇と知ったのは、大学生になってからのことだ。
本作はフランスのギャング映画『地下室のメロディ』(1963)のパクリであることでも有名。
老盗賊の片岡千恵蔵と若いやくざの大川橋蔵が、それぞれジャン・ギャバンとアラン・ドロンということになる。
『地下室のメロディ』といえば、皮肉なラストシーンで有名。
残念ながら本家のラストシーンを超えることはできなかったが、それなりに工夫はしていたとおもう。
橋蔵に恋い焦がれてしまう大奥の側室を朝丘雪路が演じていて、これがなかなかいい。
当時、大川橋蔵と朝丘雪路が熱愛中で芸能ネタになっていたのを、後に東映の社長になる撮影所所長の岡田茂がちゃっかりと宣伝がわりに利用したという。
で、肝心のウ●コだが、食事中は見るのを避けたほうがよいといったレベルで、後々までトラウマになることはないとおもう。


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