２０２０年４月２９日（水）
『ゴッド・ファーザー』（１９７２年）
監督：フランシス・フォード・コッポラ
ＮＨＫＢＳプレミアム
３週連続で、『ゴッド・ファーザー』シリーズ全３作が放映される。
ＰＡＲＴ�兇硲丕腺劭圻靴�未見なので、この機会に一気に見通したい。
本日、予習をかねて第1作を見た。
封切り時以来なので、なんと４８年ぶりの再見になるが、インテリで優男のアル・パチーノが冷徹なマフィアの首領（ドン）になっていくあらすじと、彼がレストランのトイレに隠した拳銃を取りだし、宿敵ふたりを殺害するシーンや、ジェームス・カーンが蜂の巣になるシーンなど、いくつかのシーンは覚えていた。
いまは当日の昼食に何を食べたのかも覚束ないのだから、驚異的な記憶力だ。
それだけ、１０代の私に強い印象を残した映画なのだろう。
あらてめて見ても、これは傑作だ。
ところで本作を見て♪アル・パチーノのマネなんかして〜という能天気な歌謡曲があったことを思いだした。
しかし、♪アル・パチーノのマネなんかして〜、という出だしは覚えているのだが、その後が思いだせない。
そもそもアル・パチーノに、日本人でも物マネができるような、特徴的なしぐさやしゃべり方があっただろうか。
クリスチャン・ベールのバットマンだったら、彼のゼイゼイ声は私でも物マネができるけど。
ということで、ネットで検索してみた。
歌の歌詞は、
♪アル・パシーノのマネなんかして、ちょっとニヒルに笑うけど〜
歌詞の続きは、ニヒルな笑い、だったか。
・・・なるほどねえ。という感想しか思い浮かばない。
この歌は、１９７７年に発売された榊原郁恵の『アル・パシーノ＋アラン・ドロン＜あなた』という、すごいタイトルの楽曲だった。
♪アラン・ドロンのふりなんかして、甘い言葉を囁くけど〜
というフレーズも出てくる。
こちらも、なるほどねえ、だ。
そして、「パチーノ」でなく「パシーノ」だったのにも時代を感じて、なるほどねえ、だった。
https://www.youtube.com/watch?v=LHW3fd4nSVU
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