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2019年12月30日00:11

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■2019年 旧作映画ベストテン

例年どおり、初めて見る旧作映画から選んだ。

■日本映画 旧作ベストテン

1 草とり草紙【福田克彦 1985】
2 赤い殺意 【今村昌平 1964】
3 どたんば 【内田吐夢 1957】
4 大阪ど根性物語 どえらい奴 【鈴木則文 1965】
5 怪談 蛇女 【中川信夫 1968】
6 郡上一揆 【神山征二郎 2000】
7 喜劇 特出しヒモ天国 【森崎東 1975】
8 女必殺五段拳 【小沢茂弘 1976】
9 馬喰一代 【木村恵吾 1951】
10 白い夏 【斎藤武市 1957】

『草とり草紙』を撮った福田克彦さんとは、大学時代にお会いする機会があった。
福田さんは当時小川プロに所属していたが、その後フリーになる。
作品は撮り続けていたのだが、20数年前に54歳という若さで亡くなった。
『草とり草紙』はフリー時代の代表作。ようやく見ることができた。
西村晃の『赤い殺意』も、ようやく見ることができた。
『女必殺五段拳』は、山下タダシ主演の怪作『ザ・カラテ』シリーズ全3作と合わせ技1本。
東映のカラテ映画がこんなに楽しいものとは思わなかった。
『白い夏』は芦川いづみの特集上映から。彼女の清楚さと美しさが際だっていた。


■外国映画 旧作ベストテン

1 ペパーミント・キャンディー 【イ・チャンドン 2000】
2 ザ・バニシング -消失- 【ジョルジュ・シュルイツァー 1988】
3 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト 【1968 セルジオ・レオーネ】
4 ラブ ゴーゴー 【チェン・ユーシュン 1997】
5 熱帯魚 【チェン・ユーシュン 1995】
6 狼たちの午後 【シドニー・ルメット 1976】
7 オアシス 【イ・チャンドン 2004】
8 日の名残り 【ジェームズ・アイヴォリー 1993】
9 裸の町 【ジュールス・ダッシン 1948】
10 動物園 【フレデリック・ワイズマン1994】

今年の収穫は韓国のイ・チャンドンと、台湾のチェン・ユーシュンの作品に出会えたことだ。
新作も併せてイ・チャンドンは、ほんとうにすばらしい。
『ザ・バニシング -消失-』は最恐にして最強のトラウマ映画。
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト』はかつて『ウエスタン』というタイトルで見ているが、今回は長尺版ということで初見とした。

ここ数年、デジタルリマスターでの旧作上映が増えている気がする。
この流れは、これからも続いて欲しい。



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