いよいよ始まった米大統領の候補者選選び、
アイオワ州の党員集会で、共和党は、まずクルーズ氏が勝利した。
過激発言の連発で、なぜか前評判ではリードしていたトランプ氏だったが、
大方の予想に反して、米国民の良識は手堅く政策を語ってきた
クルーズ氏に軍配をあげた形だ。
しかし、クルーズ氏はかちかちの保守で、
過激度ではトランプ氏とあまりかわらない。
一方の民主党は、クリントン氏と74歳の民主社会主義者の
サンダース氏と大接戦となり、わずか0.2%差の辛勝となった。
勝利宣言をした、クリントン候補に対して、
負けたサンダース候補は、実質的には引き分けであると
今後の選挙戦に自信をのぞかせている。
大統領選は、始まったばかりでこれからが長丁場になる。
何が起きるか分からないが、日本の選挙とは異なり、
4年に一度の国を挙げて大統領を選ぶお祭りのようなもの。
国の舵取りを任せる責任者を、国民自身が選ぶ重さを考えると
大統領選にフィーバーする気持ちも分かるような気がする。
米国が熱い民主義とするなら、
日本は冷めた民主主義というイメージかな。
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