千秋楽は二階席からの観劇だった。この位置から観る照明のなんと美しかったこと！青い夜の色。オレンジ色にともる灯り。白いひかり。両手に羽を掲げて下ってくる開次さんの背景の夕焼けの赤い雲。「Ｆrozen Tide」（凍てついた潮流）の歌が流れる中、寄せては

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やはり公演パンフレットには、歌詞の解説などはなかった。まあそんなに簡単に絵解きされるようなものではないですね。それでもせっかく耕史くんが聴かせてくれる歌の、内容がまったく分からないのも残念なので、「ＥＸＩＢＩＤＡ」と同じく、ポルトガル語辞典

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舞台上のＹは、迷い込んだ異世界に戸惑いながらも、常に失われた恋人を探し続けている。黙ってじっとあたりを見つめている彼が、美波さん演じる女性だけには唯一反応し、自ら近づいてゆくのがいじらしい。「やっと会えたね」と彼女の手を取り、「まだ僕のこと

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2幕目の幕開き。早くから椅子にじっと腰かけているＹの目の前で紅いカーテンが開き、白く高い頭飾りをつけて四人のダンサーが進み出て、くるくると回り踊る。初日に観た時から、音楽からしてイスラムふう、トルコふうだなあと思っていたが、Ｋさんが「セマー

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『Lost Memory Theatre』の謎めいた詩的な言葉たちが、頭のなかでひらひらと舞っている。「渦巻きが連れてった」とか、「彼はもうずっと長いこと天国と地球の間でぶら下がったままだから」とか。終局近い場面、長いテーブルを前に座るＹの独白。「秘密の地下

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パンフレット記載のリストを基に、自分用覚書として少し手を加えてみた。全20曲のうち、ヴォーカルなしの器楽曲は5曲。ヴォーカル曲は、殆どがリサさん。わざわざ舞台前方に出てきて歌い上げる曲もあり、裸足の歌姫の迫力に圧倒される。ボーイソプラノふうの

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ＬＭＴのパンフレットの中で、江波杏子さんがこう書かれている。-----------------若い頃好きだったトルーマン・カポーティの小説「ミリアム」が、一部使われているのも楽しみのひとつ。私が演じる「婦人」は「ミリアム」の登場人物に重なるところが多く、場

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観る前から絶対素晴らしいものと確信を持っていた『Lost Memory Theatre』。8月21日初日、ＫＡＡＴにて観劇。期待にたがわず素晴らしかった。http://www.kaat.jp/d/l_m_t#.UztKl3nDV_s前方の客席を一部つぶして張り出した舞台。（今回の客席最前列は第10列）

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8月17日鑑賞。この建物は六本木一丁目駅からすぐ近くて嬉しい。いつ訪れても落ち着いてみることが出来る。http://www.sen-oku.or.jp/tokyo/program/板谷波山（いたや・はざん）（1872-1963)は、日本近代陶芸の巨匠。アール・ヌーヴォー様式を取り入れ、東洋の

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舞台「Lost Memory Theatre」の中で、同名の三宅さんのアルバムから、第2曲目の「EXIBIDA」を耕史くんが歌う、と知ってから、それまでただ柔らかい音の連なりとして聞いていた曲が、どんな内容なのか気になってきた。それまでなんとなくフランス語かと思って

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7月26日、白井さんと三宅さんのトークの日に合わせて鑑賞。この展覧会は撮影ＯＫだった。http://www.2121designsight.jp/program/image_makers/exhibits.htmlこの建物の中に入るのは初めて。サントリー美術館などが入っているTokyo Midtownの横手、ミッドタウ

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5月25日の「日曜美術館・アートシーン」で紹介された時、会場に飾られた実際のチャイナドレスがとても艶やかで魅了され、このドレスだけでも観たいなあと心動かされたもののなかなか時間が作れず、会期終了間際の7月19日にようやく見ることが出来た。 http://

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この暑いのに、結構出歩いてしまって、なかなかまとめられなかった。美術館展も舞台も盛りだくさん。個々の感想はまた改めて。＜映画＞・罪の手ざわり　（ル・シネマ）7月1日http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1929908112&owner_id=949383クラシック音楽映画名

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