mixiユーザー(id:949383)

2014年08月11日00:25

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イメージメーカー展(21_21design sight.)

7月26日、白井さんと三宅さんのトークの日に合わせて鑑賞。
この展覧会は撮影OKだった。
http://www.2121designsight.jp/program/image_makers/exhibits.html

この建物の中に入るのは初めて。
サントリー美術館などが入っているTokyo Midtownの横手、
ミッドタウン・ガーデンの奥のほうにあるごくシンプルなコンクリート建築。
地上一階、地下一階で、上り下りのスロープがあり、広々した感じ。

一番広いスペースを占めていたのは、やはりジャン=ポール・グード作品。
一帯は黒一色で、三宅さんの曲が流れ、不可思議な雰囲気を醸し出す。
中央に機械仕掛けで回転する人形たち。
ことに二人組となっているほうは、黒い目隠しをして回転する女と、
両手に刃をもって覆面で口元を隠している女にぎょっとする。
上半身はリアルで、下半身は鳥かごのような枠組みが丸出し。
もう一角には背高く、折り紙のように直線の鮮やかな衣を身に着けた女が、
ゆるやかにレールをすべってくる。
これは彼が崇拝する「3人の女神」たち―
グレース・ジョーンズ、ファリーダ、カレンをモデルにした人形だとか。
それぞれ「見ざる」「言わざる」「聞かざる」を表しているという。

パニエのような、ジャングル・グローブのようなスカート部分は興味深かった。
以前、パリのシャンゼリゼ大通りで行われたフランス革命200周年記念パレードでは、
この何倍もの大きさのものが作られ、上の部分にモデルが座り、
下のスカート部分に運転手が入って運転したのだとか。
そのパネル写真も転じられていたが、壮大なスケールだった。

他には、デビッド・リンチのモノクロのリトグラフや、
レディ・ガガも愛用しているという舘鼻則孝の靴も目を引いた。
すごい高さのヒールレス・シューズは煌びやか。
花魁の履くような下駄も面白かった。
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