信仰というものは、ただ神に依り頼めばいいはずなのに、ついわたしがわたしがと、何の役も立たぬ自分が、自分の生活にのさばり出る。そして結局は、おろかな労苦をあらゆる面でくり返す。(三浦綾子『生きること思うこと』)
人と猫、人と犬でさえ、このように心が通ずるとすれば、まして人と人とは、どんなに思いが通ずることかわからない。自分が嫌いだと思えば、その人も自分を嫌いだと思うだろう。これからは、なるべく人にはやさしい心を持って、つきあっていかなければならない
生きている間に悔いなく愛し合えたら、どんなに嬉しいでしょう。死んでから騒いだって、致し方のない話ですものね。しかしそれが人間なので、私なども別れたりしてから、何十倍かいとしく思う方かもしれません。
もし一つの肢 苦しまば もろもろの枝 苦しむ 聖書 題をつけて下さったのも、口述を筆記してくださったのも、 ゲラを読んで下さったのも、みんなあなた。 感謝と愛と尊敬をこめて、お贈りします。 1977・6・25 綾子 光
(おれは、汝の敵を愛せよという言葉は知っていた。しかし、人を愛するのは、スローガンをかかげるだけじゃ、だめなんだ。あの宣教師は、もっと大事な何かを知っていたんだ。単なる言葉じゃなく、もっと命のあるものを知っていたんだ)それを啓造は知りたかっ
「私たちが、人の言葉をきちんと受け止められないのは、人の心を大事にしないところにあるのではないか。人の言葉に謙虚に耳を傾けようとする姿勢があれば、私たち人間は、様々な面において、もっと向上する筈である。(三浦綾子『遺された言葉』)
陽子が辰子の顔を見あげた。それまで何か考えていた徹がいった。「人に相談できない時は誰に相談するのかなあ。神様かな。だけど神様ってどこにいるのか見たこともないしなあ」(三浦綾子『氷点(上)』)
「あなた、わたしたちは、人には捨てられましたが、神には捨てられませんね」 この妻の言葉に、私は、はっと我に返った。もう何もかもぶち止めようと思っていた私が、はっと正気に戻ったのです。狂わんばかりの懊悩が静まったのです。ぬいの言うとおり、
こんなきれいな空を見とるとな、ああ神さまは、人間にずいぶんとええ環境を与えていなはるなと思えてな。野原も山も緑、海は青いし・・・・・」(三浦綾子『あのポプラの上が空』)
映画『母〜小林多喜二の母の物語』上映情報が9月6日付で更新されました。http://www.gendaipro.com/haha/schedule.phpNEW!マークが9つあります!どうぞ、ご確認ください。
「いまより後のことは神の領分だ」と言った人がいる。しかし人間はなんと神を無視していることだろう」。神を信じていると言いながら、私自身、けっこう自分の知恵により頼んでいる。(三浦綾子『生きること思うこと』)
悩みというのは、しょせん自分一人で負って行かなければならないものなのだろうか。 わかち合える悩みと、わかち合えない悩みとが、この世にはあるのかも知れない。 ただお互いに、何かは知らないけれど、みんな大きな、その人だけの荷を背負って歩いている
確かに世の中にはいい人がいます。親切な人がいます。しかしキリスト教では、どんなにいい人でも、その心の中に、創造主なる神を見上げなければ、それは罪人だというのです。それは例えば、お父さんが家にいる。だが、その子が朝夕何の挨拶もせず、語りかけて
確かに世の中にはいい人がいます。親切な人がいます。しかしキリスト教では、どんなにいい人でも、その心の中に、創造主なる神を見上げなければ、それは罪人だというのです。それは例えば、お父さんが家にいる。だが、その子が朝夕何の挨拶もせず、語りかけて
今日はシネマ尾道で『母〜小林多喜二の母の物語』上映と上映後しまなみ交流館で開かれた「お話の会」が開かれました。 それに出席した水戸さんが会の様子を知らせてくださいましたのでシェアさせていただきます。 -------------------------以下引用開始-----
全国の三浦綾子読書会をご紹介するシリーズ 熊本三浦綾子読書会の報告を戴きました。 内容は次のとおりでした。 日時:2017年8月31日(木)14:00〜16:00 会場:熊本ナザレン教会 http://www15.plala.or.jp/kumanaza/ 課題:氷点 講師:長谷川先生 この
「女の第一の宝は、やさしい心じゃ。やさしい心の人間は、人を思いやることも、尊敬することも知っている」(三浦綾子『細川ガラシャ夫人』)
『母〜小林多喜二の母の物語』上映追加情報 2月の公開から半年で観客動員数は「10万人」を突破しました。その作品の上映追加情報です。 現代ぷろだくしょんから11月27日(月)練馬文化センター小ホールでの上映が決定したとの連絡を受けました。 上映日:20
本当の友人というのは、相手の祈りの課題を知っていることだと、君は言ったことがあるね。始終会わなくても、何年に一度しか語り合わなくても、あいての生き方の根本がわかっている。それが友人だよね。(三浦綾子『ちいろば先生物語』)
「天国(ハライソ)に人が入るためには、狭い門から入らねばならぬと伺いました。狭い門から入るためには、全ての持ち物を捨てねばなりませぬ。身分という持ち物も、財産という持ち物も、傲慢という持ち物も、美形や学問という持ち物など、持っては入れぬ狭い
「天国(ハライソ)に人が入るためには、狭い門から入らねばならぬと伺いました。狭い門から入るためには、全ての持ち物を捨てねばなりませぬ。身分という持ち物も、財産という持ち物も、傲慢という持ち物も、美形や学問という持ち物など、持っては入れぬ狭い
三浦綾子読書会会員のみなみななみさんが銀座で、みなみななみ展「空色のしずく」開催中ですので、お知らせします。2017年8月26日〜9月10日まで教分館3Fギャラリーステラでみなみななみ展「空色にしずく」 イラスト展示会を行います。新刊「空色
「保郎はん、戦争は地獄ですやろ。何しろ人の殺し合いやからなあ、人間、地獄を見れば、そりゃあ、変わりますわなあ、地獄というところはなあ、人の心が荒(すさ)むところや。」(三浦綾子『ちいろば先生物語』)
『母〜小林多喜二の母の物語』上映情報が8月25日時点のものに更新されています。戦争の足音、治安維持法、人権現代的なテーマの映画です。是非お見逃しの無いように!!元サイト:http://www.gendaipro.com/haha/schedule.php
誰かが言った。「小説は読んだ人の胸の中で完結する」と。つまり、ひとりひとりの受け取り方で、その小説の完結の仕方がちがうということある。(三浦綾子「イエス・キリストの生涯」)
役人を偉いとか、位のある者を偉いとか、金のある者を偉いと思ってはならん。権力のある者ほど、人間を虫けらのように思いやすいものだ。(三浦綾子『嵐吹く時も』)
十三年という長い月日を病むことは、たしかにひとつの不幸であろう。しかし、それさえもわたしの成長に役立っていることを思うと、学問や、趣味のみならず、わたしたちの日常のできごとのすべてが、神の与え給う豊かな糧のような気がする。むろん、それは、成
一つの家に、好きも嫌いもない、血がつながっている故に兄弟姉妹と呼ばれているだけにすぎない男女が住んでいるなんて、かなわないことです。(中略)きょうだいと生まれた私達が、血のつながりを漠然と肯定してるだけでよいのだろうか。性格に似たものがあっ
全国の三浦綾子読書会をご紹介するシリーズ 【北見三浦綾子読書会 虹の会レポート】 わたしを罰して(『銃口』第3回読書会) 8月13日(日)、2時から始まる虹の会のレポートです。9名で「夏の雲」をゆっくりと読みました。 ちょうど「八月も二十日