書かれた字や言葉さえ誤るわたしたちである。日常生活の中で、他の人の表情、そぶりを、自分の先入観念や偏見によって、意外な誤解をして暮らしているかも知れない。とにかく、人間が誤りやすいものであることを自覚することは人生にとって非常に大切であると
嫌いなもの――つまり苦手なもの、それが人間であれ、教科であれ、食物であれ、何であれ、苦手であれば苦手でなくなればよいのだ。嫌いであれば嫌いでなくなればよいのだ。それがどんなに、自分の人生を伸び伸びと生かすことになるか、測り知れないのではない
希望を失っちゃ駄目です。だから、「あの人は駄目よ」と言ったら駄目になります。「あなたが本当に大事なのよ」と言って、私たちは生きなきゃならないと思います。私たちと同じ人間は、地球が始まってから終わるまでいないんです。あなたと同じ人間がこの世に
片目をつむるというのは、見てみないふりじゃなく、つむっている片目では、自分の心の姿を見るといいのね。(三浦綾子『愛に遠くあれど』)
人生には確かに耐え難い苦難がある。しかしそれだけに尚のこと、感謝の種を数えて生き抜く者でありたいと思う。(三浦綾子『忘れえぬ言葉―私の赤い手帖から』)
11〜1月の三浦綾子読書会予定表が更新されましたので、ご案内申し上げます。 11,12,1月 北海道の読書会 http://yotei.miura-ayako.com/?cid=1 11,12,1月 東北の読書会 http://yotei.miura-ayako.com/?cid=2 11,12,1月 関東の読書会 http://yot
お互いはお互いの鏡です。こちらが冷たい顔をすれば、相手も敏感に感じて冷たくなります。心の底からにっこり笑えば、相手もそのあたたかさに感じて、微笑を返します。よほどのへそ曲がりでない限り、人間というものは、そのように反応し合うものだと、私は思
【全国の三浦綾子読書会をご紹介するシリーズ 東京JCF 三浦綾子読書会をご紹介します】 こんにちは! 今日は「東京JCF・三浦綾子読書会」の紹介をしたいと思います。 去る10月11日に「東京JCF・三浦綾子読書会」が開かれました。 日時:2017年10月11日 10:
自分で選んだ道を歩くことは、快いことだよ。だが、思いもかけない道を、立派に歩むことは、さらにすばらしいことかも知れないよ。(三浦綾子『石の森』)
「約束を破るのは、犬猫にも劣るものだよ。犬や猫は約束などしないから、破りようもない。人間よりかしこいようなものだ」(だけど、大した約束でもないのに)信夫は不満そうに口をとがらせた。「信夫。守らなくてもいい約束なら、はじめからしないことだな」
人間はね、ふだんぶらぶらしててね、いざとなったらやるんだって言ってみても、駄目なんだよ。人間って、ちょっと油断するとすぐに怠け者になるからね。毎日の、何でもないようなことでも、怠けないようにするって、大事だよ。(三浦綾子の言葉『人間の原点人
【ラジオで『細川ガラシャ夫人』が放送されます。】 NHKラジオ第1放送で毎週土曜日の8:05-8:45に放送されている朗読番組ラジオ文芸館という番組があります。 この番組は「アナウンサーの語りと音響効果で構成する❝聞く短編小説❞」を目指すもの
わたしたちは常に、尺度を二つ持っている。「人のすることは大変悪い」「自分のすることは、そう悪くない」この二つの、はかりが心の中にある。 つまり「自己中心」なのだ。「自己中心」の尺度で、ものごとをはかる限り、自分は悪くはないのである。なぜなら
「おばちゃんも、たいていの人が好き。だけど、それはおばちゃんに親切にしてくれるからよね。人間って、あまり利口じゃないんだよ。その親切な人が、ちょっといやなことをすると、すぐきらいになるのさ」(三浦綾子『氷点(上)』)
「同じだよ、竜太。自分がこんなに弱い人間であったかと何度自分に愛想が尽きたことか。しかしね竜太、自分にとって最も大事なこの自分を自分が投げ出したら、いったい誰が拾ってくれるんだ。自分を人間らしくあらしめるのは、この自分でしかないんだよ。」(
啓造は人間というものが、ひどく冷たく、そして愚かに思われた。「陽子」陽子はじっと旭川の街をながめていた。「なあに」「この街の人々に公平に与えられているものが一つあるよ。何だと思う」「陽の光?」「日の当たらない場所に住んでいる人もいるよ」「一
私たちは何を持っていてもいい。が、与えられた知恵、与えられた体力、与えられた才能に、今一つを加えねばならぬのだ。それはやはり神を神とすることだと思う。(三浦綾子『聖書に見る人間の罪』)
どうか先ず、自分自身を謙虚に見つめ、心を豊かに育てて下さい。すると語るべきこと、語ってはならぬことが、おのずと分かって参ります。たくさん語らなくてもよいのです。わからないことは語らなくてよいのです。自然な自分の姿のままでよいのです。(三浦