『人生における病気、失恋、浪人、破産などのさまざまの失敗も、それにうちひしがれてはたんなる失敗で終わる。 世界一のホームラン王は、失敗もまた他の人より多かった。 失敗を恐れて何もしない人間こそ、全生涯が失敗となる。』(三浦綾子・光世『太陽は
挨拶がきっかけで出会った二人の間に何が展開するか、わからないのだ。良くも、悪くも、かかわりが生ずるということなのだ。 挨拶の目的は、つまり人間は人間とかかわり合って生きて行くという姿勢にさせることにあるのであろう。(三浦綾子『生きること思う
本当の意味で生きた人の死だけが、本当の死なのではないだろうか。生きているか、死んでいるか、わからない生き方では、本当に死ぬこともできないのかも知れない。(三浦綾子『光あるうちに』)
神様は何をお考えかということが分からないのに、人間が分かろうとするのは傲慢だと思うの。人間のあさはかな知恵ぐらいで、神様のなさることが分かったように言うわけにはいかないと思うんです。(三浦綾子対話集2)
『・・種も蒔かず、水もやらず、無論除草することもない人間に、結実の日は決してこない。楽しみのありようがない。 考えてみると、働くということ、勤勉ということは、何も結実の日のみが楽しいと言うわけではないのかも知れない。 耕すこと自体が楽しい。
大人たちはね、愛だのやさしさだのを言うけどさ、そんなこと本気で大事だと思っていない証拠が、厳然としてあるじゃないか。それは、どこの国も戦争を認めてるということさ。いいかい、みんな。戦争ってのは人を殺すことだよね。人間、人を殺す時に、思わずカ
一転して聖書に目をやると、「何事でも人々からしてほしいと思うことは、人々にもそのとおりせよ」「受けるよりは与える方がさいわいである」 というような、わたしたちには甚だ都合の悪い言葉が出てくる。わたしたちには都合の悪い言葉、これが、「真理」
日本アッセンブリーズ オブ ゴッド教団の機関紙月刊アッセンブリーに連載中の森下先生の記事をシェアします。AG教団の許可を得て掲載してます。『ひつじが丘』〜キリストの眼差しの前で
(愛するとは・・・・・・) ふっと、洞爺丸で会った宣教師が思い出された。 (あれだ!あれだ!自分の命を相手にやることだ) 啓造は思わず膝を打った。 (三浦綾子『氷点(下)』)
神よ人生は一人 林を歩み行くようなものかも 知れません自分の前には何の道もなくまた 自分の後を従いてくる者もありませんそんな辛いものかも知れません。でも、どんな辛い道でも主が手を引いて下さるなら私たちは 安んじて生きて行けるのではないでしょ
私はきょうだいを神が与えて下さった友として、もっと大事に理解したい気持ちです。親に対してもそうです。私は、父や母が私に食べさせて育ててくれたから、可愛がってくれたから、という以外に、好きな理由を見出したいのです。 (三浦綾子『生命に刻
私はきょうだいを神が与えて下さった友として、もっと大事に理解したい気持ちです。親に対してもそうです。私は、父や母が私に食べさせて育ててくれたから、可愛がってくれたから、という以外に、好きな理由を見出したいのです。 (三浦綾子『生命に刻
『挿木(さしき)をした時に、水を与えすぎると、けっして根を張らないということである。枝は青々と芽吹いても、決して自らしっかりと根を土におろさないのだそうである。ところが水分を控えめに与えると、かえって自然に備わった生命力が水を求めて、しっか
もし,私たちの命が今日しかないとしたら、今日の一日はどんなに大切であることか。もし、全財産を投げ出して、明日もう一日生き得るなら、わたしたちはすべてを投げ出して明日の一日を買うだろう。それほど貴重な一日なのに、わたしたちは、来る日も来る日も
(こんなにまで、父母に迷惑をかけて、生きていってよいものだろうか)わたしは心弱くもそう思った。だがそのわたしを、叱りつけるようにして励ましてくれたのは、前川正だった。「綾ちゃん、生きるということは、ぼくたち人間の権利ではなくて、義務なのです
私はまずその人の知らない長所を発見してあげるということを第一に思ってきましたので、このことも大事に考えています。充分自信のない人間に説教することは、その人の伸びる力を失わせます。始終馬鹿だと言われているものは、いつか本当に馬鹿だと思い込みま
人は立ち止まってはならない。しかしまた立ち止まらなければならない。私達人間は、日々歩いている。何かに向かって日々歩きつづけている。が、その歩みは果たしてひたすらな歩みか、否か。私達は、自分のその歩みを止めて、自分が何に向かって歩んでいるのか
【映画上映番組紹介のご案内】 1月27日(金)NHK総合 「ニュースシブ5時」午後4時50分〜に、 『母 小林多喜二の母物語』主演の寺島しのぶさんと山田火砂子監督が出演決定! ↓ http://www4.nhk.or.jp/shibu5/ 撮影秘話や平和への思いを語ります。85
三浦綾子読書会からお知らせを転載します三浦綾子読書会は各地で開かれている「読書会」の他に 幾つかの部門を持っています。 その一つである『研究部門』からのお知らせです。 研究部門とは言っても、少しだけマニアックに綾子さんの著作や園周辺を掘ってみ
本を買いました。近代天皇論 ──「神聖」か、「象徴」か (集英社新書) 出たばかりの本ですね。読み始めたばかりですが、興味深い対談です。目次1.ジレンマは明治維新に始まった―天皇と臣民のナショナリズム2.なぜ尊皇思想が攘夷と結びついたのか3.「天皇の
今日のちょっと物思い戦争中、もし日本が占領され、日本でレジスタンスをやったら、隣のおばさんはかくまってくれなかったと思う。レジスタンスは孤立するな。亡命も出来ないし。レジスタンスをはじめから拒否している国柄なんだね、日本は。いわゆる進歩しそ
淋しい者同士が、なんでつまらぬ争いをくり返すのか。淋しければ肩をよせ合って、仲よく生きるべきなのだ。(三浦綾子『続・氷点(上)』)
私たちは、誰に会うこともない一日というのを暮らすことがありますが、誰に会うこともないそのときの自分を大切にしないで、真実に生きるということはできないのではないかと思います。「雑事」という言葉がありますが、雑にやれば雑事なんですね。私たちはど
「ほめられて増長する人間よりも、一層努力する人間が多いものだ。相手を伸ばしたいと思ったら、ほめ言葉を惜しんではならない。親や教育者、上司は無論のこと、夫婦においても同様、一日に一度は相手をほめようではないか。」(三浦綾子『太陽はいつも雲の上