“梅一輪一輪ほどのあたたかさ”
松尾芭蕉の弟子、服部嵐雪の俳句だが、
お隣の家の早咲き梅が一輪ひらいていた。
ちょっとピンボケだけれど。
この家の梅は早いときには12月上旬に開花するのだが、
このところは1月にずれ込んでいた。
私の知る限りでは、私の住むまちでいちばんの早咲きだ。
いっぽう我が家の梅は、
桜と同じ頃に開花する超遅咲きで、
こちらもまちでいちばんの遅咲きである。
私は大器晩成梅と勝手に名づけている。
一輪ごとの暖くなってくれるか…。
少しでも早く温もりのある世の中になって欲しい、
そんな気分だ。
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