21日で、まん延防止等緊急措置は全面解除された。
感染者数は確実に減少しており、ようやく峠を越したようだ。
しかし、第5波に比べると
第6波の高齢者の死者に占める
施設内療養死の割合が0.4%から15.8%に
上昇していると毎日新聞が報じていた。
感染した高齢者は即入院としていた当初の方針を
第6波の急速な感染拡大で、病床ひっ迫を懸念した政府が、
感染対策と必要時診療の前提条件を満たせば
施設内で療養できるとしたことが原因にあげられている。
コロナ禍で家族との面会も制限されている中で、
なぜ感染が広がるのか疑問もある。
どうも療養施設に勤務する職員が先に感染し
そこから施設内の高齢者へと広がったと思われる。
正規の病院ではない療養施設では医療的なケアは限界があり、
療養施設にこれ以上求めるのは無理があると
専門家も更なる感染死を危惧している。
医療施設での治療体制に戻すと共に、
基礎疾患のある高齢者への
4回目の接種を、急ぐ必要がありそうだ。
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