今日開幕される北京の冬期パラリンピックに
暗雲がただよっている。
IPCはロシアとベラルーシの選手については
国としてではなく中立的個人としての参加を一度は認めた。
その後、米国や英国からこの決定に対して
大会を辞退するなど、失望の声があがるやいなや
一転して、2国の選手の参加を認めない決定をした。
国際世論に動かされたのだが、
では開催国の中国はどうか。
公然とロシアとの交易を宣言し、
先日の国連の安保理におけるロシアへの非難決議
さらに3月2日の国連総会での非難決議でも棄権に回った。
平和の祭典の開催国でありながら、
ロシアの軍事侵攻に反対しなかったことは重い。
違法な軍事侵攻で多くの市民の命が奪われている中で、
開催国中国のこの対応は五輪の平和精神に反しており、
中国に五輪を開催する資格があるのだろうか。
ログインしてコメントを確認・投稿する