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2021年01月15日13:03

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リモート博物館実習 5日目

つまり最終日。担当は昆虫研究室。午前中は、M学芸員が昆虫のこと、昆虫採集のこと、昆虫標本のこと、そして博物館の資料収集保管のことを2時間近く喋りまくるのを拝聴する。という展開だった。
午後は、実習生に出していた事前の課題を発表してもらうという企画。課題のお題は、自分で昆虫を見つけて、画像を撮影して、その種類を調べて、簡単に解説を付けてくるというもの。パワポやワードなどで学生たちが作った昆虫レポートを順に聞く。
文系の学生にはハードルが高そうな事前課題だけど、今回の実習生は理系比率が高い。のみならず、生物系が多く、あまつさえ昆虫が専門のも数人混じってる。そのせいで、種姪はかなり正確に調べている。もちろんそれでも種の同定などを間違ってるのもあったりするのだけど、大きく外しているのはない。論文を検索したり、かなりしっかりと調べているプレゼンもチラホラ。普通にレポートを見ていて楽しいし、勉強になる。
それでも、種姪が微妙に間違っていたりして、昆虫担当学芸員に訂正されている。冬に枯れヨシの中に入ってる虫、ってM学芸員のお気に入りテーマやし。ただ、ヒロズコガは、発表してる学生の方が詳しかった様子。
とても面白い実習企画ではあったけど、成立したのは理系が多かったからかもしれない。昆虫をさっぱり知らない文系中心の場合を考えておいた方がいいかもしれない。文系がとくに困るのは、冬に虫を見つけることかもしれないから、探し方を指定するのも一つの方法。展示なり口頭発表なり、アウトプットの形式をもう少し決めても良かったかも。
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