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2020年12月12日00:15

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正義は国を高揚し、罪は いかなる民をもとがめるーー日本語版の聖書とは解釈が異なるところ

 日本では,あまり知られていませんが,トラさんは,米国の有名な牧師さんである,ノーマン・ビンセント・ピール師 https://en.wikipedia.org/wiki/Norman_Vincent_Peale (Wikipediaには,日本語版がありません)を,信望しておられました。ピール師の方でも、青年実業家として少しずつ知られるようになったトラさんのことを「自分の最高の弟子だ」と褒めていたそうです。

米国では,白人福音派の8割が支持したと伝えられています。これも無理もないことだと考えています。ただし,日本では,残念ながら,”森本 あんり“女史などにより,非常にnegativeなとらえ方をされていますが…。

これに私が気が付いたのは,このトラさんの演説などで,ピール師の言っていることと同ことを言っておられたためです。実は,若いころ,パワハラ等でウツまたは引きこもりになりかけたころ,ピール師の著作に出会って,自分はキリスト者として生きることを再認識できて,なんとか立ち直ることができました。したがいまして,トラさんの演説には,聖書からの引用が多々あります。ただし,日本語版の聖書では,気が付きにくいです。英語版のNIVかNJKVが必要です。

今回は,日本語版では気が付きにくい箇所を紹介します。トラさんの最近の演説に

Righteousness exalts a nation, but sin condemns any people
(正義は国を高揚し、罪は いかなる民をもとがめる)

from NIV ( NKJVだと,condemnがreproachに変わる)(箴言14章34節)があります。これは,日本語版だけでは,なかなか気がつきません。同じ個所が,日本語版では,

”慈善は国を高め,罪は民の恥となる”

となっているからです。個人的には,英語版の解釈の方が好きです。

さて,今回テキサス州が不正選挙でもめている4つの州の提訴に,複数の州が賛同しています。まだ,旗幟(きし)を鮮明にしていない州では,うちの州も続けとばかり,議員や州の検事長にたいする州民の突き上げが凄まじいときいています。突き上げからといって,直接的には,1文の得となるわけではありません。”正義は国を高揚し、罪は いかなる民をもとがめる"に,日本人の私が気が付くくらいですから,アメリカ人が気が付かない訳がない。突き上げを行っている方たちには,意識する/意識しないにかかわらず,この言葉が頭の中にあるのでしょう。

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