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2020年11月29日17:33

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ホロホロチョウ頭のホネ標本作製実習

3年前はダチョウ頭、2年前は台風で中止になったけど、昨年はエミュー頭。ニワトリ以外の鳥の頭楽しいなぁ。ってことで、国内で食用に養殖されている鳥を探して、今年はホロホロチョウ頭。頭のてっぺんに角があって、骨も入っていて、小さいヒクイドリみたいで格好いい。

前日の準備は、ダチョウやエミューに比べるととても簡単。鼻水や血を洗う必要がなくて、最初から綺麗なもん。取り除いた肉を食用にするのを断念したので、バットや道具を煮沸消毒する必要もなし。毎回これならいいなぁ。
手順もタイムスケジュールは、なんとなくダチョウやエミューと同じにしたけど、小さい分、短くて済んだ。
新型コロナウイルスが感染拡大している中、実施するかどうかを悩んだけど、外出自粛も往来自粛も要請されなかったので、実施することに。ただ、兵庫県と奈良県は大阪への往来自粛と言い出したので、そのことを直前に参加者に注意喚起した。喚起といえば、換気が大切なので、窓とドアは全開にするから、厚着してくるようにというアナウンスも。
スタッフ込みで24名定員なので、当選は21名。でも、自粛要請などを受けて、5名がキャンセル。ドタキャンが1名で、参加者は15名だけ。5つのテーブルに3人ずつ。密集しなくて済むし、なにより指導がらくちん。

そして実習当日。いつも通りの前説に加えて、新型コロナウイルス感染症対策の注意喚起してから作業に入った。午前中は余裕で予定通り。午後はむしろ予定より速いペースで行事が進んだ。作業が一番遅い人(5人ほど)に合わせてのペースですら、スケジュールは前倒し。作業が早い人は、待ち時間がけっこうあった様子。涙骨や方形骨が取れにくく、小さいという点が、ペースアップの理由のよう。ニワトリ以上に初心者向きの頭だった。手間取っていたのは、舌骨を切らずに皮剥きする点と、視神経を切っての目玉の取り出し、脳ブラシ作業。
午後の前半は、30分前倒しで、過酸化水素水へ。1時間ほど休憩の間。希望者14名を引き連れて、ホネのバックヤードツアー。トラックヤードのゾウの胴体を見せて、旧トラックヤードで、水漬けから回収したトラ骨、砂場から回収して水漬けしてるマゴンドウ頭骨を見せる。砂場に行って、ブルーシートの下のゴキブリ話をしてから、カゴにセットしてるシマウマと羊を見せる。寒いので、あまり虫はいなかった。
過酸化水素水からあげて、さらに肉取り。台に固定して、持って帰ってからの扱いを説明して終了。終了時刻は予定より30分早かった。
終了後も処理を続けてもいいよと言ったが、みんな帰った。最後に友の会やホネホネ団のアナウンスをしたら、何人かは興味をもってくれたもよう。

52個買って、20個使った。参加出来なかった人が2個欲しいと言ったので、残りは30個。来年もホロホロチョウ頭で実施することになった。
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