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2020年11月27日19:07

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全国鳥類繁殖分布調査への情報提供 その10:補足

その9までの情報に基づいて改訂した大阪府の分布図を送って下さったので、それを見ながら、補足的に情報提供。アップしたつもりが失敗したらしいのもあるし、見逃してるのもあった。ついでに分布図を見ての疑問点を指摘した。

疑問点として指摘したのは、
・明らかにそのメッシュに繁殖に適した環境がないのに、Cランク以上になってる。該当するメッシュがあるのは、アオバト、ホトトギス、ヨタカ、サンコウチョウ、メボソムシクイ、センダイムシクイ、ルリビタキ、キビタキ。おそらく渡り個体を囀りで記録したパターン。とくにメボソムシクイとルリビタキは、大阪府でそもそも繁殖する可能性はほぼない。逆にキビタキはどんどん平野部に進出してるので、微妙ではある。
・逆に、たぶん囀りで確認してるから、Bランクにすべき。該当するメッシュがあるのは、ホトトギス、セッカ、コジュケイ、ソウシチョウ。
・そのメッシュで繁殖してる可能性があるから、Bランク以上にすべき。該当するメッシュがあるのは、チョウゲンボウ、ハヤブサ。チョウゲンボウはもはや大阪平野のどこで繁殖しててもおかしくない。ハヤブサは、なぜか情報が提供されていないけど、泉大津市と交野市で繁殖してる。
・そのメッシュで繁殖記録はちょっと考えにくいから要確認。本当に繁殖してるなら、大発見! 該当するメッシュがあるのは、オオアカゲラ、リュウキュウサンショウクイ、コシアカツバメ、イワツバメ。オオアカゲラは大阪府では南部でのみ繁殖記録がある。リュウキュウサンショウクイが繁殖したら、新記録。コシアカツバメは減少傾向で、もう平野部での繁殖はないと思うけどなぁ。イワツバメは逆に平野部に進出中だけど、想定外のエリア。
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