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2020年11月14日19:05

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全国鳥類繁殖分布調査へのデータ提供 その9:外来鳥類

全国鳥類繁殖分布調査へのデータ提供の作業9回目、にして最終回。というか、ダブルヘッダーが2回あったので、気分的には12回目。
とりあえず大阪府部分で4時間30分。もとのメッシュに抜けがめっちゃ多くて、また真面目に調べてきたもんだから、手持ちデータもメッチャ多くて、時間がかかった。さらにその後、ハッカチョウは全国のデータを提供してみた。それに2時間。コブハクチョウとソウシチョウも大阪府以外の情報を少しだけ提供してみた。
作業したのは、コジュケイ、コブハクチョウ、ドバト、ソウシチョウ、ハッカチョウ。そう言えば、シロガシラのデータを見つけてこなくては。あと、アイガモをどうするかは、まだ悩み中。外来生物展で、一通りデータを引っ張り出してきていたので簡単かと思いきや、やはりフィールドノートを一通り見返すことに。っていうか、コジュケイ、ドバト、ソウシチョウで抜けを再確認したから、3回見返した感じ。そら時間がかかるわ。ハッカチョウだけは、完全なリストが出来ているので割と簡単だった。でも大阪府外は地名を見てもどこか判らず、いちいちグーグルマップで確認。時間がかかる。

ドバトは市街地のもんだと思ってたけど、メッシュが少しでも市街地にかかっていたら、棲息していることになるので、能勢町や高槻市北部以外のほぼすべてのメッシュがうまった。
一方、ハッカチョウは、本当に市街地にしかいない感じで、市街地中心のメッシュだけがうまった。繁殖確認ランクが高いのも特徴。
ソウシチョウは、岬町まで和泉山脈を制覇したので、逆に山地のメッシュがたいていうまった。北摂山地にはまばらにしか分布していないので、空きメッシュが残った。五月山とか島本町とかにもいるはずなんだけど、どこかにデータないかなぁ。
コブハクチョウは、2020年時点では大阪府にいないようなんだけど、2016年時点なら4ヶ所ほどにいた。繁殖はしなさそうだけど。
コジュケイが一番興味深かった。かつては長居公園でも繁殖していたが、今は平地はもとより、丘陵部からもほぼ姿をけして、錦織公園の記録しか見つからなかった。山地はまだまだ棲息しているけど、密度は低い。かつては死ぬほどないてた生駒山地でも、いまはソウシチョウに負けてる。そして、北摂山地は抜けメッシュが目立つ。シカによる林の変化のあおりを喰ってるんじゃないかと思う。能勢町、箕面公園とかポンポン山辺りにいないし。

という訳で、9日間かかってようやくデータ提供が完了。と思ったら、組み込むべきデータセットがまだあるのに気付いた。気が向いたら、追加しよう。
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