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2020年10月24日20:22

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鳥の観察会 午前vs午後

新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、野外観察会も人数制限がかかっていた。おおむね9月まで。それでは参加者数が激減してしまうので、同じ内容で、午前と午後のダブルヘッダーで企画した。マスクさえして、あまり接近しなければ、人数制限は緩和して(つまりあまり考えなくて)いいかぁ、と10月から変更。でも、すでに案内は出ていたので、今月の行事までは行事制限付き。
野外観察会などの普及行事を再開したのは8月から。という訳で、8月、9月、10月の3回の植物園案内がダブルヘッダーとなった。植物園を2時間ほど歩き回るだけなのだけど、午前と午後の2回となるとけっこう疲れる。そして、同じような場所で同じ日に実施しているのに、午前と午後でけっこう違う観察会になる。3回分しかないが、午前と午後でどのような傾向があるのかを、まとめてみよう。また人数制限かかるかもしれないし。

●8月29日 秋の渡り鳥の観察会
【午前に観察した鳥】カイツブリ、ドバト、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、カワセミ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、センダイムシクイ、メジロ、ムクドリ、キビタキ、スズメ、カワラヒワ(以上20種)
 →渡り鳥としてはセンダイムシクイとキビタキがでたがじっくりは観察できず。池でカワセミ見れたから良かった。ヒヨドリ幼鳥、グルッと回るカワウ、エノキ果実を食べるハシブトガラス、チシャノキ果実を食べるスズメ。普通種をじっくり観察できた。

【午後に観察した鳥】カイツブリ、ドバト、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エゾムシクイ、センダイムシクイ、メジロ、ムクドリ、キビタキ、スズメ、カワラヒワ(以上20種)
 →午後はタイトル通りセンダイムシクイとエゾムシクイを間近に観察できた。スズメやヒヨドリの水浴び、グルッと回るカワウ。メジロ、シジュウカラ、ヤマガラ、コゲラなども観察できた。が、カワセミは見つからず。

●9月12日 はじめての鳥の羽根ひろい
【午前に拾った羽根】ドバト、キジバト、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、カワラヒワ(以上8種)
 →熟練者や熱心な子どもがいてくれたので、どんどん面白いのを拾ってきてくれて楽だった。ドバトの捕食跡も1ヶ所見つけた。ついでにキノコの観察もすることに。

【午後に拾った羽根】ドバト、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ(以5
種)
 →午後は熟練者がおらず、羽根があまり見つけられない。午前とコースを変えないと拾われた後になるのも辛かった。結局、羽根拾いよりはドングリ拾い。あるいはキノコや植物やカメなどを説明していることが多かった。5歳以下の小さい子どもたちが多かったというのも大きい。

●10月24日 秋の渡り鳥2
【午前に観察した鳥】カイツブリ、ドバト、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、メジロ、オオムシクイ、ツグミ類の一種、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ(以上22種)
 →オオムシクイやキビタキは出現したが、むしろメジロやヤマガラを観察してることが多かった。カワウがグルッと回るのは今日もうけた。カワセミが出たので、観察会は成功。

【午後に観察した鳥】カイツブリ、ドバト、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、カワセミ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、メジロ、オオムシクイ、クロツグミ、マミチャジナイ、シロハラ、ジョウビタキ、コサメビタキ、ムギマキ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ(以上26種)
 →ハクセキレイとキビタキを発見。盛んに地面に降りては樹に戻るを繰り返す。しばらくするとコサメビタキ、ムギマキ、ジョウビタキが次々出現。ムクノキ周辺で大型ツグミ類の群れに遭遇。マミチャジナイが多く、クロツグミやシロハラも混じっていた。という具合に、タイトル通り渡り鳥がいっぱい出現した。一方、カワセミは見れたけど、ヤマガラはあまり見れず。

 結論としては、少なくとも秋の渡り鳥の観察会において、午前と午後のどちらがいいかは一概に言えない。むしろ午後の方が楽しかったりする。ダブルヘッダーは悪くない。
 一方、羽根拾いは、目が多い方がいいし、熟練者がいないご厳しいし、同じ場所は一日1回しか使えないので、ダブルヘッダーは辛い。
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