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2020年10月13日18:56

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秋〜冬の果実チェックスタート

昔は一年中、地元公園で果実をチェックして、鳥のセンサス調査をしていたものだが、秋冬の果実と果実食鳥の関係に興味の的が絞られてからは、秋から果実がなくなる2月か3月頃までが、果実チェックの季節になった。それでも、鳥のセンサスは年中続けよう、と思いつつだんだん果実チェックの季節だけになってきた。
という訳で、今年も遅ればせながら地元植物園の秋冬物果実のチェックを開始した。本当は9月スタートを目標にしてるのだけど、果実がなくなるタイミングを押さえたいだけだったりするので、9月スタートが面倒になってきて、10月スタートの年が増えてきたかも。
長年続けていると、メリハリのない曖昧な年も多いのだけど、大ざっぱに言えば、偶数年度は果実が少なめで、奇数年度は果実が多め。今年は偶数年度なのでどっちかと言えば果実は不作の予定。とはいえ、すべての樹種のすべての個体が一斉に不作になったり、豊作になったりするわけではない。ものすごくはっきりした年ならともかく、ほぼすべての年は、実の成りが良い樹種・個体があれば、成りが悪い樹種・個体もいる。今シーズンの実の成り・不成の傾向を記録しておこう。

【不作組】
クスノキ:全体的に不作。個体数が多く大木になるので、公園全体の果実供給量もクスノキに大幅に左右される。そういう意味で、今シーズンは不作といっていいだろう。
モチノキ:どの個体も不作。
タラヨウ:ほとんど果実ができていない様子。
カキ:3個体見ているけど、実が出来てるのは1個体だけで、数も少ない。

【豊作組】
エンジュ:いっぱい実が成ってる。エンジュはクスノキと成り・不成が逆になるのが普通なので、これは予定通り。
トウネズミモチ:どの個体もかなり豊作
センダン:どっちかといえば豊作か、並作。

【微妙】
クロガネモチ:たいていの年は、微妙。というかなぜか個体差が大きい樹種。それなりに実ってる個体もあるけど、明らかに不作の個体もいる。
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