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2020年10月06日22:44

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コロナな中で裏方探検

年に2回、博物館のバックヤードツアーの行事がある。大勢が収蔵庫に出入りしても、問題の少ないであろう冬期の恒例行事。1月の正月明けに一般の小中高生向け、2月の祝日からめて友の会会員向け。それを、この新型コロナウイルス感染症が拡がる中で、どうするか? ってみんなで頭を悩ます。
通常は、15人前後の3つの班に分かれて、バックヤードを探検する。管理棟の廊下を歩く分にはいいけど、説明をする際には集まるので密集することになる。私の担当は例年、鳥の仮剥製作りを見せることなんだけど、この十数人に囲まれることになる。明らか密集。そして、収蔵庫に行くんだけど、収蔵庫はそもそも物がいっぱいで、通路も狭め。説明聞くなら確実に密集。
密集を避けるなら、1つの班の人数は、6〜8名くらいまでだろう。というのが、学芸員の会議の席での見解だったし、面白いことに友の会行事のスタッフ側の方も同じような数字をあげていた。となると、例年と同じ人数をこなすには、班の数を倍にする必要がある。すなわち労力が倍。そもそも学芸員総動員で、さらに補助スタッフを投入して、ようやく実施してる行事。ダブルヘッダーで、なんとかこなしてる行事。それを投入労力を倍にするのはかなり難しい。
さらに一般の小中高生向けは、博物館実習生を投入する設定になってる。でも、事実上博物館実習生はスタッフというより、お客さま状態。新型コロナウイルス感染症下では、密集度を上げる要員にしかならない。しかし、博物館実習生を投入しないならしないで、その間の実習生対応という新たな労力が必要になる。
てなことを考えた末、先日の学芸会議に引き続き、今日の友の会事業WGでも、とりあえず一般の小中高生向けの実施は断念せざるを得ないという結論に。
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