mixiユーザー(id:302817)

2020年08月28日21:12

34 view

読書サークル 第110回会合覚え書き

隔月で、課題本の紹介文を持ち寄って、本についてあれこれ言い合うサークル。新型コロナウイルス感染症は相変わらず感染拡大しているが、なぜか今月もリアルに集まることができた。マスクして、席の距離あけてだけど。今日の会合で出た本についての意見を記録。

今回の課題本は7冊。2冊繰り越されてきたので、5冊についてあれこれ話し合った。
ちなみに各人は紹介文を書いてきていてて、4つを最大として★を付けている。

●「図鑑大好き!」
(紹介文3つ、平均★数は3.3)
 千葉県立中央図書館の特別展の市販本版。図鑑を、作る人、利用する人、双方の視点から紹介していて、図鑑好きにはピッタリ。2014年出版なので、紹介されている図鑑は少し古いけど、図鑑を選ぶ人にも役に立つ。と評判が良かった。子どもの頃に使ってた古い図鑑を思い出して懐かしがっている風でもある。

●「知りたい!ネコごころ」
(紹介文2つ、平均★数は4.0)
 ネコの心理学自体興味深いけど、実験に協力してくれる猫カフェや家ネコを求めて苦労して、ネコの前でひたすらチャオチュールをあげたり、箱を振ったり。という研究の苦労が楽しい、という評判。

●「地磁気逆転と「チバニアン」」
(紹介文4つ、平均★数は3.3)
 ニュースで話題になったチバニアン。標準地層名として認定されるプロセスの話かと思ったら、その話は1章だけで肩すかし。とはいえ、地磁気逆転の話は、興味深くは読めたらしい。難しかったけど。

●「鹿と日本人」
(紹介文3つ、平均★数は2.7)
 日本のシカの話ではなく、奈良公園のシカの歴史と現状についての本。1000年前から、今と同じ問題があった!というのが一番の衝撃らしく、解決されない農業被害と、無責任な有名社寺。という構造が、1000年前と一緒! 変わったのは、シカを殺しても死罪にならなくなったのと、神鹿が社寺の権勢を示すためではなく、観光資源になっただけ。副題に“共生”とか“知恵”とかあるけど、共生してないし、知恵もない。とのこと。

●「むしとり あそび」
(紹介文3つ、平均★数は3.7)
 虫をとる技とか、持ち方が描かれていて、虫を捕ったり触ったりする気にさせる。と評判がよかった。ただ、出てくる子どもは、出だしは初心者っぽいのに、後半ではマニアックな虫捕り少年になる。そもそも持ってる捕虫網が本格的、と少し評判が悪い?
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する