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2020年07月23日14:53

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ホネ標本作製実習をオンラインでするなら

2月後半から、新型コロナウイルスの感染拡大を阻止するべく、博物館の普及行事は全面的に中止してきた。3月から5月は臨時閉館。それが6月に展示をオープン。だけど、なにかと密集しがちな普及行事の再開は、様子見て、しっかり準備して、8月から。と考えて、いよいよ普及行事も再開だ。
と思ったら、ここにきて急激に新型コロナウイルスの感染拡大が顕著に。それでも10日前までは、8月の御油時をリアルで実施するつもりで準備を進めてきたのだけど、ここ数日の動向、及び無策な政治状況を見てる限りでは、8月にはさらにエライことになっていそう。ちょっと行事再開は無理なんじゃないか感が満載。講演会系はオンラインで配信に移行して、子どもワークショップ・展示解説・標本同定会・野外観察会は中止にせざるを得ないんじゃないか? という中で悩ましいのが室内実習。ホネの標本作り実習を企画してるんだけど、これってオンラインでできるような気がするんだな。
で、とりあえずオンラインでやる場合の返信案を考えてみた。オンラインでやる場合、参加者に、オンライン環境と、作業場所と、材料と道具と薬品をそろえてもらう必要がある。これがけっこう面倒かも。具体的には、

作業場所は、ゆでたり、洗ったりするし、そもそも作業で肉や脂が飛び散るので、台所周りがベスト。ただ、その作業をパソコンのカメラで写すというセッティングができるかがネックになるかも。
材料は、ニワトリの手羽先。スーパーで売ってるもんだけど、スーパーのは若鶏なので標本作製にはあまり適さない。ヒネ鶏か地鶏の手配をしてもらえるかなぁ。
台所用ハサミと魚の骨抜きはけっこう家庭にありそうだけど、パイプユニッシュとオキシドールはどうかなか? 手羽先をパイプユニッシュやオキシドールに浸けるんだけど、浸ける入れ物になんか制限がいるだろうか? 薬品の扱いに慣れていない人がいたらいけないので、注意しまくる必要がありそう。あと、それぞれが違った濃度の液に浸けるだろうから、その配慮がいりそう。
博物館で作業するときは、バットを用意する。でなくても、汚れたらふけば大丈夫な机だけど、作業するスペースを家庭で作るのはけっこう難問だったりする?

こうした点を考えると、リアルで申し込んでいても、オンラインだと参加を断念する人が多いんじゃないかと想像してるんだけど、どうかなぁ?
そもそも、何人ならZOOM会議形式で対応できるんだろう? カメラワークが悪いと全然見えないとかありそうだし、参加者がこちらの模範演技が見えないこともありそう。こちらが参加者の様子を把握して、適切な指導ができるかも心配。

でも、総合すると、双方ともに慣れてないから心配はいっぱいだけど、できないって訳でもなさそうなんだなぁ。
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