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2020年07月06日19:20

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岬町でお仕事 初日

大雨で、風も強かったりして、南海電車がとまったらどうやって帰ればいいの? っていう中、標本の引き取り作業。初日の今日は、ゾウがいたっぽい場所にて。
午前は、液浸標本のセレクト。回虫、条虫、鈎虫、フィラリア、ダニ、ハジラミなど寄生虫がいっぱい。カンガルーやクマやトラの胎児。楽しいのは、キリンの結石とか毛玉。拳大の石とゴルフボール大の球って感じ。
午後は、液浸標本を梱包して、卵の確保。それから、ホネの整理と梱包。プチプチで包んで、テンバコに詰めていく。なぜか放置されてるタンクも勝手に活用。この場所には、ウマ科2体、ウシ科1体、ネコ科1体、クマ科1体、クジラ類3体の頭骨と椎骨、四肢が錯綜してた。仕分けたらとてもすっきり。どうやらハナゴンドウのホネを入手できたらしい。レイヨウの顎関節がとても変だった。
最後に本剥製のセレクト。全部引き取れたらいいのだけど、あまりに汚くて修復無理そうなのは、場所をとるだけなので泣く泣く断念。引き取ることにしたのは、子どものホッキョクグマ、トラの子ども、オオハム本剥製ていど。
ここを一人で担当していたのは、取捨選択という判断が必要だから。他の場所にはホネばかりがあって、基本すべて引き取る。自分とこの作業が一段落してから見に行ったら、他の2人も盛り上がっていた。現場スタッフの方に、種名とかを確認したり、個体名を聞き取ったりしながらの作業だったらしい。
今日でかなり進んだ。とりあえずこっちで梱包したのを中心に、車に積めるだけ積んで帰る。続きは明日。
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