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2020年02月16日20:16

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グループごとの外来生物の割合

生息種数に占める外来生物の割合は、生物群によって随分違う気がする。

大阪府に生息する哺乳類は40種。その内10種は外来生物。外来生物の割合は25%。
大阪府で繁殖記録がある鳥類は、『大阪府鳥類目録2016』をパラパラと見て数えると約107種(ちょっと微妙なのがいるので、約としておく)。その内13種は外来生物。外来生物の割合は12%。外来鳥類13種の内、現在も定着しているのは、せいぜい6種なので、外来生物の割合はもっと少ない気もする。けど、そもそも大阪府で繁殖記録があるからって、現在も繁殖してるのか考え出すと在来生物でも難しいので、ざくっとした数字に留めておこう。
大阪府で繁殖記録のある爬虫類は、18種(ウミガメ類は入れず、ミナミイシガメやカミツキガメは入れて)。その内、外来生物は3種。外来生物の割合は17%。
大阪府の両生類は、17種(元カスミサンショウウオは1種として。チュウゴクオオサンショウウオはいないことにして)。その内、外来生物は1種。外来生物の割合は6%。

哺乳類の外来生物の割合の高さが圧倒的。他の生物群で外来生物の割合が高そうなのは…。
大阪府に定着してるっぽい淡水魚類は、2000年の『大阪府野生生物目録』から海産魚っぽいのを抜いて、最近入った外来魚を加えると約100種。その内、外来生物としてリストアップされたのが23種。外来生物の割合は23%。
大阪府の昆虫は、2000年の『大阪府野生生物目録』を見ると5576種。今回、外来生物としてリストアップされたのが189種。外来生物の割合は3%。
大阪府の植物(シダ+種子植物)は、2000年の『大阪府野生生物目録』を見ると2436種。今回、外来生物としてリストアップされたのからコケ植物2種を抜くと738種。外来生物の割合は30%。
外来生物の割合が高い生物群御三家は、植物、哺乳類、淡水魚。
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