9月8日の未明におきた台風15号により手発生した
千葉県のほぼ全域で続いている停電は、
今月末まで続くと予想されている。
原因はどこにあるのか、
東電は、想定外の強風にあると説明している。
送電鉄塔は風速40mまで堪えられる設計だったが、
台風15号は最大風速が57mだったために、倒壊したというのだ。
世界各国で異常気象による被害がでているのに、
1991年には9000億投じていた送配電設備投資が、
2015年には2000億まで減少していたという。
費用がかかるからという理由で、
福島原発の津波対策を怠っていたことの
教訓が活かされなかったわけだ。
停電が日常生活、産業、地域経済などに
甚大な被害をもたらすことは、予測できたはずである。
天災による被害を人災がさらに拡大した結果になった。
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