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2019年08月10日21:34

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ツバメの自由研究

ツバメの自由研究の相談を受ける。けっこうしばりがあって難しい。最初はツバメの巣へのイソヒヨドリの影響を調べたいと思ったらしい。そういえば昨年そんな話をしたっけ。でも、イソヒヨドリの密度が思ったほど高くなさそう。そしてなにより、今頃はじめる話なので、ツバメの営巣自体はすでに終わってる…。ツバメの姿がない中で、ツバメの研究をしなくてはならない〜。
さらに言えば、近所で研究を完結させたいらしいんだけど、近所には10ヶ所ほどしかツバメの営巣地がない…(まあそこまでは既に明らかになってるだけでも有り難いが)。さらに学校ですでにツバメの研究めいた課題をやったらしい。それとかぶるとまずいとか(でも、あえてかぶせて結果を比較する手もありそうな…)。
ツバメの姿がない中で、繁殖地でのツバメの調査をするなら、巣場所の調査が一番ありそう。調査エリアにはコシアカツバメも繁殖してるとのことなので、ツバメとコシアカツバメの営巣場所の比較なんてのも思いついたけど、どちらも営巣地が少なすぎ。ツバメだけで、営巣地の調査、たとえばどんな店舗や家に営巣するかを調べるというプランも、営巣地が10ヶ所そこそこでは厳しい。
10ヶ所そこそこしかツバメの営巣地がないなら、一つ一つの場所での情報密度を上げるしかない。営巣場所以外の情報も絡めての議論ができればさらにヨシ。ってことで、営巣地の店舗での聞き取り調査を提案。えっ、学校でやったツバメの調査がまさに聞き取り調査って? でも場所が違うなら別にいいやん。むしろ比較できるかもしれん。
ってことで、ツバメと人の共存の可能性を、人の意識から探るような方向かと。ツバメの巣を守る店舗・家と、ツバメの巣をつぶした店舗・家を比較できるといいなぁ。調査地が増やせるとさらにいいんだけど…。
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