■即位巡る儀式「政教分離に違反」 キリスト教団体が会見
(朝日新聞デジタル - 04月30日 20:03)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5602925
私,個人的には,国費で一向に構わないと思っている。米国で,国会の開会を宣言する牧師と同じ位置づけでよいと見なしています。
また,個人として,”即位巡る儀式「政教分離に違反」”との意見を表明するのは,全く構わないが,キリスト教団体として表明するのは,もう少し慎重にしてほしかったと思っています。
ただ怖いのは,日本人の巣食う天皇を神格化する潜在意識です。
NHKのニュースで、天皇退位の儀式についてアナウンサーが「祖先に報告し、神々を拝礼する」という表現を使ったときは正直残念に思いました。後半の部分を,もう少し政教分離に配慮して伝えてもいいのではないのかという印象を持ちました。これでは,「政教分離に違反」と批判する人たちが,出てきます。
また,
「5/1に大使館で天皇を祝うパーティに参加するか?」
と日本人同僚が質問してきたので,
「当然,日本国民の義務だ」
と答えたところ,
「キリスト教徒が天皇を認めるのか」
と言われたことです。
キリスト教に対する偏見と言ってしまえばそれだけですが,なぜ,このような偏に満ちた発言が飛び込んでるのか?なぜ,英国のエリザベス女王と英国国民との関係と同じと思えないのか?突き詰めると,無意識に,
”天皇は,神格化すべき存在。神格化を否定するキリスト教徒は天皇陛下の敵だ”
と思い込んでいるような気がします。このような状況では,誰かが,批判を恐れずに
”天皇を神格化してはならない”
と言い続けなければなりません。
そんなわけで,米国で,国会の開会を宣誓する牧師と同じ位置づけと見なせない人たちが,双方とも,多いのかもしれません。
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