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2018年10月08日16:54

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冷凍室から出したイノシシに生きたダニ

今日は、なにわホネホネ団の活動日。事件は、朝方に起こった。今日処理する予定のイノシシの死体を計測していて、ふと変な感じがして腕を見た。驚いたことにダニが這ってる! つまり生きたダニがいる!! 冷凍室から出した死体なのに〜!!! 慌てて、イノシシを袋に戻して、冷凍室へ放り込む。
探してみると、腕を歩いていた以外にも、テーブルを歩いてるダニが数匹。これも回収。その後、そのテーブルで作業してたら、さらに数匹生きたダニが見つかったらしいが、その後問題は起きなかった。一段落。

問題のイノシシの死体は、前日の夕方に冷凍室から出して解凍していた。その間に、ダニが復活して動き出したんだろうけど、あまり周辺に拡がらなくて助かった。計測のために暖かい人の手が来たので移ってきただけで、それまではあまり動いてなかったんだろう。

イノシシの死体が到着して冷凍室に入れたのは、3日前。前日には冷凍室から出してしまったので、結局冷凍室には2日ちょっとしかいなかった計算になる。摂氏マイナス30度に2日さらされれば、ダニは死ぬはずだけど、到着した時の発泡スチロールの箱のまま入れてるので、中まで充分冷えてなかったんだろう。短時間しか冷凍できないなら、フタを開けて入れるべきだった。

ってことをツイートしたら、他の博物館の学芸員からも、同じ経験をしたという話がパラパラと。アカンけど、しばしばあることらしい。
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