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2018年06月28日19:52

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ウキゴリ採集顛末記

ウキゴリって魚を採ったらしい。本人は言われるまで気付かなかったが。いや、言われて、説明されても、よく判らなかった。判ったのは、ちょっと珍しい魚を採ってきて誉められたってこと。

ウキゴリを採ったらしいのは、昨日。場所は…。大阪府では準絶滅危惧としてレッドリストに載ってる希少種なので、場所は伏せることにしよう。ザクッと言えば、山に近いエリアのため池。水路から水が流れ込んでる辺りが浅くなっているので、覗いてみると底魚がいる。水網を持って岸からすくう。1匹すくえただけ。悔しいので、靴のまま水の中に入って、岸近くですくって回る。ヨシノボリ的な魚が採れた。最初に採れた小さいのではなく、4cmほどもある立派なのが採れた。鰭や体側に模様がはっきりあって、けっこう綺麗。嬉しくなってさらにすくって歩く。水路にもいるようで、水網を付けてヘラサギのように左右に振りながら進んでいくと、面白いように採れる。
20匹以上採れたけど、そんなにいらんから適当に4匹だけ持ち帰った。どんな基準で選んだかは覚えてないけど、はっきりした基準はなかったのは確か。ただ、小さいの1匹と大きいの3匹。大きいのは模様の多いのと少ないのを混ぜてみた。

それを今日、魚担当のハゼ屋に見せた。全部ヨシノボリ類だと思ってた。海との行き来はできないだろうしカワヨシノボリじゃない。となるとシマヒレヨシノボリなんだろう。
ところが、一目見たハゼ屋はヨシノボリじゃないのが入ってる。まじまじと見た上で、ウキゴリですね。え、ウキゴリって回遊魚なんじゃ? 陸封型もあります。へー。
で、なんとなく、大きい3匹がウキゴリなんだと思った。ウキゴリって、ため池や水路ではなく、もっと大きな河川の中下流域にいるんだとばかり思っていた。ネットでながめると、大阪府ではレッドリストに入ってるじゃないか。
で、またハゼ屋と話をするけど、なんかやり取りが食い違ってる気がする。しばらく話をしていてやっとわかった。4匹中、ウキゴリは1匹だけ。大きくて一番模様のない個体のことだった。改めてハゼ屋がウキゴリの見分け方を教えてくれる。ヨシノボリと全然顔が違うでしょう。ちょっとぼんやりさんな感じの顔で…。全然分からん。

一つだけ分かったのは、ウキゴリを持ち帰ったのは偶然ってこと。全然見分けてないんだし。教わっても分からんし。採って放した中にウキゴリがどのくらい混じってたかも不明。希少種ならきちんと再調査すべきかなぁ。
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