果実がなくなり、ヒヨドリがすっかり目立たなくなって、ツグミやムクドリは地面におりてる。でも、ツグミとムクドリは様子が違う。ツグミが1羽ずつ散らばってるのに対して、ムクドリはもっぱらペアで動いている。2羽で仲よさそうなムクドリに対して、ツグミは2羽が近付いたら、とたんにケンカ。なわばりにも似たものがあるらしい。カモのように越冬地でペアをつくって、繁殖地に戻るって考えはなさそう。一方で、すぐにそのまま繁殖期に突入するムクドリは、ペアが仲よくしている必要があるんだろう。果実から地上の虫へ、冬の食性はよく似てるのに、こうも対照的なのはなんか面白い。
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