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2017年11月24日15:05

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後輩のツバメのねぐら調査

某高校の生物部が、豊中市の赤阪下池ってところのツバメのねぐらを調べた結果を発表していた。高校時代は生物部ではなかったものの、まあ後輩にあたる。ので、ちょいと聞きに行ってみた。うーん。とても微妙。ダメだししまくりたかったけど、見学者は我慢我慢。

そもそも調査したのが、8月終わりから9月頭。集まる個体数のピークを過ぎて、個体数が随分減ってる季節なんだけど。どうしてこの時期だけ調査したのかなぁ?
で、最大の謎は、解析(?)部分。調査はなぜか塒入り時刻が明るさで決まるか、時刻で決まるかを検証したいらしい。が、季節とともに塒入り時刻が変わるから、時刻ではなく明るさで決まるという大胆な結論!! 結論は正しいかもしれないが、ぜんぜん検証になっていない。日没時刻を基準にという発想はない。晴れた日と曇りの日を比較した面白いかもとも思いつかない。ってゆうか、先行研究見れば書いてあるのに…。
あと気になるのは、塒入り時刻を、飛んでる個体数のピーク時刻で評価していること。ヨシに入る時刻が塒入り時刻ではないの? そもそも飛んでる個体数をどうやって評価しているのかも分からなかった。上空を飛んでる個体と、水面を低く飛びまわる個体が混じるので、カウントはかなり難しいはずなんだけど…。

誰かに指導してもらった方がいんじゃないのか?
と思ったら、某H県の博物館の学芸員と、知り合いのバンダーさんが謝辞に出てきた。Kさんは後輩な上に生物部OBであった。というのはさておき、関わってるなら、もう少し指導すればいいのに。
あんな調査と解析で、この場所の調査は完了したから、来年は他のねぐらを調べたいとか言ってるねんで〜。
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