mixiユーザー(id:302817)

2017年11月07日16:58

149 view

招待講演の講師選定の季節

大阪鳥類研究グループというサークルがあって、毎年3月に総会を開く。総会はサークルで一番大きなイベントであって、活動報告や決算報告といった総会議事のほかに、会員の発表があり、招待講演もあり、懇親会もある。その事務局としては、一年で一番頑張る時。で、そろそろ招待講演の講師を選ばなくてはならない。年内にお願いして引き受けてもらって、1月の案内に載せていく。というのが理想的展開。
講師選定の条件は、
・会員以外で、会員が興味を持つ話をしてくれる人。
・暗黙の了解として、関西でのサークルや個人での調査に活かせる話であること(外国の話とか、小笠原の話ってだけではちょっと…)。
・会費をチマチマためているので、関東や九州から呼ぶ事は可能なんだけど、北海道・東北・沖縄は厳しい。
とまあこんな感じ。過去にお願いした人でも、違うネタならいいかなぁ、と思っているけど、まだ同じ人を2度以上呼んだことはない。

ちなみに、
過去の招待講演は、次の通り。
2000年:須川 恒氏「ユリカモメの話」
2001年:松原 始氏「ハシブトガラスとハシボソガラス」
2002年:亀田佳代子氏「カワウがになう多様な役割 −湖、森、そして人とのつながり−」
2003年:能田由紀子氏「鴨川のコサギの採食戦略 −性および体サイズと採食なわばり性の関係」
2004年:野間直彦氏「木の実を食べ、タネを運ぶ鳥たち」
2005年:日野輝明氏「鳥はなぜ混群をつくるのか」
2006年:山崎剛史氏「鳥類分類学の現状と課題について」
2007年:林 英子氏「屋上営巣誘致に成功したコアジサシの保護と現状」
2008年:坪井助仁氏「鳥の都市進出が外来昆虫の蔓延を防ぐ 〜ヒロヘリアオイラガの衰退について〜」
2009年:植田睦之氏「街で繁殖するようになったツミ ―ツミ、カラス、オナガの関係―」
2010年:遠藤菜緒子氏「兵庫県におけるサギ類およびカワウコロニーの分布とコロニー形成プロセスの観察」
2011年:中村純夫氏「なぜ,カラス達がねぐらに集まるのか?」
2012年:堀江明香氏「島のメジロの繁殖戦略 彼を知り己を知れば百戦殆うからず?」
2013年:渡辺 仁氏「関東におけるツバメ調査の実績と今後の展望」
2014年:齋藤武馬氏「3種に分かれたメボソムシクイの分類学的研究」
2015年:天野一葉氏「ソウシチョウの暮らしとウグイスへの影」
2016年:白井 剛氏「都市近郊でのアオサギの生息地拡大とその要因を探る」
2017年:上田恵介氏「信太山草原の自然史とセッカ研究」

上田さんは、呼んでくれたらいつでも来るで!って言ってくれたし、ネタも色々ありそうだから、今後、何回もお願いしようとは思っているけど、とりあえずは他にいい人いないかなぁ。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する