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2017年10月21日18:25

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博物館の課題と解決法

現在、博物館が抱えている課題を、ここんところ色んな形でリストアップする機会がある。というのも2年後には運営体制が変わる予定だから、それに向けての制度設計であり、現在の運営体制の反省であり、そして5年後を見据えた中期計画を立てるようになるかららしい。
直営時代や指定管理時代は中期目標なんてなかったのに、独立行政法人になったとたん中期目標というのが出現するのもおかしな感じがする。けど、定期的に自分たちの到達点と目指すところを再確認するという作業は、5年おきくらいに繰り返しておいて、ちょうどいいから、まあいいだろう。

で、現在抱えている課題ってのをリストアップすると、その解決にはいくつかのパターンがあることが分かる。簡単に解決できるのから並べると、
1:予算措置も制度変更も必要ないし、どうすべきかはっきりしてて、現場で始められるから、明日からでもやれよ。 →うちの場合、これはあんまりない。
2:予算措置も制度変更も必要ないし、現場で始められるけど、具体的にどうするかは検討がいる。 →これはけっこう多い。コストが少なめなので、試行錯誤をさっさと始めたらいいんだと思う。でも色んなすべきことの中で、埋没したりするんだなぁ。
3:予算措置は必要ないけど制度変更が必要で、現場だけでは決められず、直接の運営者との調整が必要。 →これがとても多い。これはなかなか変わらない。グラブを投げつけてクビになった阪神の某投手の気持ちがよく分かる。運営体制が変わる機会に、なにがなんでも改善したい。
4:とにかく予算措置が必要。 →これまたとても多い。とにかく予算をくれ! 運営体制が変わる機会に、少しでも改善できたらいいなぁ。
5:大本の行政レベルでの制度変更が必要。 →今回、運営体制が変わるのがまさにそれに当たるんだけど、隣接する他局の施設との関係においても、この部分が多い。

というわけで、大きな変化があるときは、小さな改善を進めるチャンス。なので期待している部分も少ないないけど、新たな制度は新たな問題ももたらすかもしれないので、そこはちょっと不安。
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