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2017年05月05日12:27

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野のウサギと飼いのウサギ

ノウサギは、野兎。カイウサギは、甲斐兎ではなく、飼い兎。
昨日と今日は、ホネホネ団の活動日で、活動はウサギより。ウサギの皮は薄くて破れやすい。なので、皮剥きは、同じく破れやすい鳥の皮剥きのできる人限定。で、7匹のウサギの皮を剥いて、3匹のウサギの皮を処理した。
ノウサギはいずれも自動車事故。いずれもダニがいっぱい付いていて、なぜか茶色い額にポチッと小さな白斑がついている。カイウサギは、飼育下で死んだの2匹と、なぜか野外で捕まったの1匹。飼育カイウサギにダニはなく、野外のカイウサギにもダニは少しだけ。日本にはカイウサギにつくダニは少ないってことだろうか。
野外で捕まったカイウサギは、茶色くて、一見ノウサギ風。だけど、比べてみると、後足の長さが全然違うし、尻尾の長さも全然違うし、耳の長さも違う感じ。後足が長くて、尻尾の短く、耳の長めのノウサギは、草地を走り回るのに適してるんだろうか。
皮剥きしたのは垂れ耳のカイウサギ。耳の根元の関節があるのかな?というくらい、耳が根元を起点によく動く。ノウサギや垂れ耳でないカイウサギの耳の根元も動くけど、そこまでじゃない。剥いたら、さぞかし見慣れない構造があるかと思ったのだけど、とりたてて他のウサギと違いはない様子。ただ、耳の付け根の軟骨が、柔らかい感じはした。それで、耳を立てられないのかもしれない。
ウサギは外部性器が目立たないので、性別判定には、内臓で生殖器を確認する。でも、雄の精巣は細長くて、なんか妙な場所にあるし。子宮も非繁殖期は細長い卵管の先に、小さな膨らみがある程度。とても判断が難しそうなので、副団長に押しつける。でもまあ、仕方なく内臓をよく見るのだけど、腸に変な構造が! シイタケの断面みたい! とか騒いでいたら、それはツブツブ糞を腸でツブツブ糞を作ってるところと言われる。肉団子を作ってるようではあるが、そうまでしてわざわざツブツブにしなくても、そのままニョロッと排泄すればいいのに、と思わなくもない。
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