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2017年02月25日19:07

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子ども祭り中間発表会

3月末の週末に予定されている子どもワークショップ企画、子ども祭り。大学生のサポートスタッフが3班に分かれ、自分たちで子どもワークショップのプログラムを企画、準備、実施する。一年の総決算的なイベント。で、今年も本番約1ヶ月前の今日、中間発表会があった。準備の最終段階に入る前に、他の班のメンバーやスタッフに、プログラム案を見てもらって意見をもらうというもの。
一昨年から始まったが、ここでの意見で方針を大きく転換することもある大きな節目。夕方集合して、2時間もやってた。

ドングリ班
まず一人ずつ6種のドングリと帽子が配られ、その6種の説明が行われる。カードを引き当てたドングリ1種の絵を描く。第1展示室の落葉樹林と照葉樹林のジオラマ前に移動して、明るい林と暗い林の説明。で、それぞれの林の大きな絵を用意するから、自分の描いたドングリを正しい方の絵に貼り付ける。持ち帰るものは無し。
最初の説明に10分、お絵描き10分、展示室で10分。最低30分かかりそう。全体に作業のステップが多い感じ。子ども達は、自分の手元のドングリの種がなかなか分からないし、自分が描いた種も覚えてられなさそう。そして何より、林の明るい暗いと、ドングリの形質にはなんの相関もない。あまり関係のない2つの要素を無理矢理引っ付けてる感じ。どっちかに集中した方がいいんじゃないかなぁ。すでに決まってるタイトルは動かせないとしても。

石班
鉱物や化石が並んでるギャラリーで展開。どんどんスタートで、受付の後、お題をもらって、そのお題の岩石鉱物を自分で探し、その絵を描いてきて、受けとめ。解説シートをもらって、絵と共に持って帰る。
オペレーション的には、展示ケース前が混雑しないか、高い位置にある岩石・鉱物は見えるのかなどの問題あるあるけど、全体にはシンプル。受け止めがとても重要な企画で、連動してどんなお題を出すのかが重要。なぜか答えのないお題を出したがるのだけど、それをどう受けとめるのかが練られていない感じ。描いた岩石・鉱物に対する受けとめや解説シートを渡さずに、何を描こうとお題に応じた受け止めと解説シートでは、正解はないのに正解はあるかのよう。描いた物と関係ない(と子どもが思いそうな)話をされても嬉しいだろうか? 形や色に絞って、ある程度解説のしやすいお題を出した方がいんじゃないかという意見が出ていた。

外来生物班
外来生物とは何かという解説に続いて、展示室ツアー。3ヶ所、7種の外来生物の解説を聞かされ、そのたびにシールをくれるので、それを手元のマップに貼っていく。最初の場所に戻って、最後のスペシャル外来生物の生品を見せて、終了。シールを貼ったマップの解説はないのかな?
解説が難しいとか、シール貼りの準備やオペレーションの面倒さはさておき。ずっと話を聞かされている感が強く、参加してる感があまりなく、子どもに耐えられるか? もっとゲーム性があってもいいかもと思った。一方、外来生物問題は誤解されやすいポイントが多いので、身近に外国から来た生き物がいろいろいるよ、って話にとどめるのは、正しいと思う。ツアー自体をやめてもいいんじゃないかと思ったり。
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