mixiユーザー(id:302817)

2017年02月16日18:59

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どうしてコゲラは都市に進出できたのか

コゲラの都市部への進出は、なぜか関東でも関西でも1980年代に同時多発的に起こった。だいたいこの30年ほどの間に、次々と都市部へ進出した鳥の多くは、もともとは山林に生息していた鳥で、おおむね日本各地で同じような頃に進出している。各地のコゲラが申し合わせているわけもあるまいし、どうして同じ時期に都市への進出が起きたのだろう? で、各地の都市で時期が合いそうな出来事と言えば、先の戦争。日本各地の都市は爆撃で、しばしば焼け野原になって、戦後、木が植えられて、今見られる緑は、戦後復活したものが多い。となると、戦後、同じような頃合いには、日本各地の都市の樹木の成長具合が似ていてもおかしくないし、だとしたら同じ頃合いに山林の鳥が都市に進出してきてもおかしくない。
だとしたら、山の鳥が利用する木の大きさとか太さが、けっこうきっちり決まってるってことにならないか? 山の林で見ていても、そんなに決まってる感はないのに、都市への進出過程で、資源利用パターンが見えてくるとしたら、面白いなぁ。
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