■浮き彫りになった英国の分断 各国は「反EU気運」飛び火を警戒
(THE PAGE - 06月25日 10:21)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=177&from=diary&id=4061565
我が国では，キリスト教は，”国際的なもの，人道主義的なもの，あるいは社会主義的なもの”と誤解している人が少なくありません。しかしながら，伝統的なキリスト教（特にプロテスタント）は，決してそうでは，ありません。これは，シーザ（現世の権力）と神のことを混同しているためです。むしろ，世俗の権力としての国家の存在は，非常に肯定的です。
敬虔なキリスト者として有名な，スイスの法学者のカール・ヒルティは，後世に下記のような名言を書き残していいます。
�―�君が属している同じ国の人々のもとへ行くがよい。なぜなら，神は「秩序の神」であり，ひとが，一つの国，一つの民族に属することは，神に秩序であって，その秩序を全く無視しようとする国際的なもの，人道主義的なもの，あるいは社会主義的なものは，あらゆる真の成功の唯一の源である神の祝福を受けることができないからである。
-----幸福論，３巻 p247 岩波文庫
�△劼箸呂修譴召貅�分の型を完成しなければならない。どこの国の人間か，まるでわからないような人は，不愉快な現象である。だから，国境近くの住民はいかがわしい性質をもっているのが多い。多くの言葉を鼻うことも，一般に，天才のしるしではなく，また優れた性格のしるしでもない。最もいかがわしい者は，一つの文章のなかに，いろんな国の言葉をごちゃまぜにする人である。そういう人は，さらに教養にもかけている。
-----幸福論，２巻 p113 岩波文庫
また，洋画などで見られた方々もおおいでしょうが，アメリカの教会には，国旗が掲げられているところが多いです。これは，世俗の権力としての国家を肯定しているためです。
今回のイギリス国民の判断は，敬虔なキリスト者（特にプロテスタントとして）の判断としても当然のように思われます
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